出版社内容情報
《内容》 糖尿病の成因,合併症,治療法の研究におけるわが国の第一人者,後藤由夫博士の随筆集.「天を楽しみ命を知る,故に憂えず」を座右銘とされる著者の四十五年にわたる研究生活のエピソードは,糖尿病診療スタッフはもとより,糖尿病の患者にとっても,楽しみながら読める糖尿病療養に役立つ知識がいっぱい.
目次
1 大河の岸辺から(糖尿病学を築いた人々;わが国における糖尿病モデル動物のあゆみ;糖尿病の成因の研究史より学ぶこと ほか)
2 旅行記と随想ほか(ピマ・インデァン;パドアの解剖示説室;グラナダの月 ほか)
3 糖尿病と四十五年(研究の回顧と展望;止まるを知れば殆からず;私の座右銘 ほか)