出版社内容情報
《内容》 世界的に知られているイギリスの精神分析医ボウルヴィが,母子関係とアタッチメント理論について実践例を含めて懇切に記述.今日的問題の小児虐待などにもふれて背景を解説した.
目次
第1章 子どもを大事に世話すること
第2章 アタッチメント理論の起源
第3章 技術および科学としての精神分析
第4章 自然科学としての精神分析
第5章 家庭における暴力―小児虐待―
第6章 知ってはいけないことを知り、感じてはいけないことを感じること
第7章 パーソナリティの発達におけるアタッチメントの役割
第8章 アタッチメント、コミュニケーション、治療過程
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masakazu Shimamura
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ようやく手にとってしまった。愛着理論好きな人たち、沢山いるけど、彼が言ってるのはとっても残酷な事だと思う。だって、生後18ヶ月で愛着のスタイルが4タイプに分けられ、それが対人関係の中で死ぬまで続くって。。行動で確認できるのが18ヶ月だから、きっと内的にはもっと早期なのだと思うけど。彼は分析家だけど、分析・発達・認知・福祉・精神医学などを繋げたのは大きいのかな。でも、みんな本理論をどう考えているんだろうか。。2017/05/31
やきそらまめ
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専門家ではないからわからない部分も多いが、ボウルヴィが施設での社会的養護について警鐘を鳴らしてからはや半世紀以上。色々考えさせられる。2014/05/07
言いたい放題
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図書館にない2021/11/19