出版社内容情報
《内容》 新カリキュラムの教育目標「結果の解析と評価」を盛り込んだ.血液学的検査の基礎的学力をつけることにより,新しい知識や技術に対応できる応用力を養わせるよう記述.また最近の進歩・最新の情報を取り入れ,全領域にわたって見直しをはかっている.
内容説明
本書には、すでに血液検査技師として働いている人や、その外広く医療に携わる方がたの参考になるような内容を取り入れてある。
目次
総論(血液と血液学;血液の成分;血液量;血液の比重;血液の粘度;血液の機能;血液の回転)
各論(赤血球;白血球;血小板とその母細胞;止血の帰序と凝固栓溶系;造血臓器)
血液疾患(血液に変化を示す病気とその分類;赤血球の変化を主とする病気;白血球の変化を主とする病気;出血性素因;凝固能亢進状態;脾臓機能亢進症)
検査法(検査法総論;血球数の算定;血球に関するその他の検査;血球凝固と線溶系の検査)
著者等紹介
日野志郎[ヒノシロウ]
1937年東京帝国大学医学部医学科卒業。1937年東京帝国大学医学部副手(第3内科)。1949年東京医科歯科大学講師(第1内科)。1964年逓信病院内科部長。1968年衛生検査技師試験委員長。1979年横浜逓信病院院長。1981年文京女学院医学技術専門学校医学技術科学科長。1989年同校長。1997年校長を退職。医学博士。日本臨床病理学会名誉会員、日本臨床血液学会名誉会員、日本血液学会功労会員
奈良信雄[ナラノブオ]
1975年東京医科歯科大学医学部卒業。1983年カナダ、オンタリオ癌研究所に留学。1987年東京医科歯科大学医学部講師(第1内科)。1990年東京医科歯科大学医学部助教授(臨床検査医学)。1994年東京医科歯科大学医学部教授(臨床検査医学)。現在に至る。医学博士。日本血液学会評議員。日本臨床血液学会評議員
小山高敏[コヤマタカトシ]
1983年東京医科歯科大学医学部卒業。1988年ドイツ、マックス・プランク研究所に留学。1991年東京医科歯科大学医学部助手(第1内科)。1993年東京医科歯科大学医学部講師(保健衛生学科、第1内科併任)。2000年東京医科歯科大学大学院助教授(保健衛生学科)。2001年東京医科歯科大学医学部助教授(保健衛生学研究科)。現在に至る。医学博士。日本臨床血液学会評議員、日本血栓止血学会評議員、日本検査血液学会評議員
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