目次
第1章 今、学校は(教師の多忙化と授業への影響;教育目標が意識されない授業;教育内容増加と授業観転換の要請;求められる同僚性;子どもの力を伸ばす学校;政策の動向とカリキュラムマネジメントの必要性)
第2章 カリキュラムマネジメントとは(カリキュラムマネジメントとは;子どもの姿から課題を見出す;カリキュラムは変えられる;カリキュラムを中心に学校全体の構造をみる)
第3章 カリキュラムマネジメントの方法(課題、目標、手立て、実践の共有化;カリキュラム文書で「見える化」する;目標・内容・方法上のつながり;評価を核にしたマネジメントサイクル;時間をマネジメントする;参画を促すリーダーシップ;マネジメントにおける校長の役割;みんなで創る、やりながら考える)
おわりに 今のひと踏ん張りが正のスパイラルをつくる
著者等紹介
田村知子[タムラトモコ]
岐阜大学大学院(教育学研究科)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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松村 英治
1
別の仕事のために読んだが、週案の改善に明日から使えることがあったので、まずは自分のカリマネから!2015/06/01
鵜殿篤
0
極めて具体的で実践的なチェックシートもついていたり、先進的な実践例のどこがどう凄いかも丁寧に解説されていて、さらに理論的な背景もコンパクトに説明されており、どうして今の学校にカリキュラムマネジメントが必要なのかにも現実的な説得力があり、「いっちょカリキュラムマネジメントでもやってみるか」と思っている向きにはとても参考になるのではないか。さくっと読めるし。2017/11/16
Arick
0
短い中に、たくさんの事例が載っていて取り入れやすい。 学校全体で取り組むことが重要という印象。 教科書をもとにした年間計画までは作ることはできるけど、本当は、子どもの姿を出発点とした教育目標に根差したカリキュラムを創らなきゃいけなんだなと。2016/02/05