脳損傷後の欠損についての意識性 - 臨床的・理論的論点

脳損傷後の欠損についての意識性 - 臨床的・理論的論点

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 240p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784263219010
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 リハビリテーション医療で重要な問題となっている脳損傷患者に残る高次脳機能障害(病態失認,否認,記憶の欠損,健忘,失語など)の実態に迫る論文集.意識性の障害とはなにか,無意識性の生ずる原因は何かなど,神経心理学,認知心理学上の主要問題をアメリカ,イタリアの第一線医師・心理学者等が解明した.    《目次》 序論 片麻酔および半盲に関連する病態失認 神経学的欠損のある患者における言語学的欠損の病態失認 病態失認:ありうる神経心理学的機構 前頭葉系損傷後の自己意識性障害 痴呆および精神分裂病における欠損についての無意識性 外傷性脳損傷後の欠損についての自己意識性の障害 記憶障害患者における欠損についての無意識性と知識についての無意識性 欠損の無意識性について考えられる3種の機構 現実監視:器質性脳疾患患者にみられる作話による証拠 病態失認,意識,そして自己 障害された意識性における心理的要因の役割 病態失認と疾病否認 無意識性の諸形態 用語解説 索引