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内容説明
脳梗塞による失語症と、その後に現れた様々な症状とリハビリテーションの内容を漫画と言葉で綴った体験記。
目次
第1章 はじめに
第2章 発症から入院・退院まで
第3章 リハビリの紹介
第4章 こころとからだの変化
第5章 SOSカード/できなくなったこと/苦手になったこと/楽しめなくなったこと/楽しんでいること/対人関係の変化/発症初期の夫婦
第6章 四コマ漫画
第7章 今に至るまでの心情
参考資料
著者等紹介
渡邉修[ワタナベシュウ]
1960年生まれ。1985年浜松医科大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学、カロリンスカ病院(スウェーデン)、神奈川リハビリテーション病院を経て2005年首都大学東京教授(健康福祉学部人間健康科学研究科)
福元のぼる[フクモトノボル]
1950年生まれ。東京在住。イラストレーターとして約25年間、出版、広告の分野に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさまま
26
少し古い書籍だが『失語症』のことが知りたくて手に取る。脳梗塞の発症前にいくつものサインが出ていたのに…かかり付け心臓医の対応は的を得ず、悔やまれたことでしょう😣とっさに助けを呼べない、自分が自分でなくなったよう…円滑な生活を送るために脳がどれだけ複雑な情報処理をしていたのか…病にかかってはじめてわかる😢思うことがあっても適切な言葉にならない、伝わらないストレスは計り知れない。見た目にはわからない『失語症』当事者の苦悩、孤独、疾患の受容、心の問題をイラストたっぷりの貴重な書籍。ご本人と奥様に感謝✨2023/07/29
まこ
6
失語症を漫画で書いた本 私にも思い当たるところはあるが、私の代償手段は絵ではない。 それぞれの代償手段、、、、、、。 難しい問題だと思います。2020/06/06
浜簪
4
失語症は一般的にまだまだ知られていないですね。簡単に言うと「言葉が話せない、わからない」なんですが、耳が悪いわけでもなければ、言いたいことと言ったことが違うなど、症状は人それぞれです。仕事柄失語症の人と関わる機会はそれなりにありますが、当事者がどう感じているかを知る機会は少なく(表現できる人が少ない)、家族の心情も学ぶことが出来るとても良い本でした。一つ一つの事象に解説をつけた渡邉修先生の勇気が凄いです。2019/06/15
ちゃぼ
3
難しい症状を、みんなに読みやすくしてくれているのは嬉しい。体験記だからこそ考えさせられるものもありますよねー。2017/04/09
たかね@心理学
2
脳梗塞から失語症を患った夫とそれを支えた妻が、自身の苦労した体験や失語症の様子などの事例をマンガ形式にして伝えている。マンガに脚注として、また巻末に医学・神経心理学からの解説がされている。患者の「気持ち」がわかる一冊。(STが最後までSTと書かれ、言語聴覚士という語は「おわりに」で見られたが、ST=言語聴覚士という記述・注釈はない。この点が惜しい。)2014/08/22
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