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内容説明
『カパンジー機能解剖学』全3巻を含めた完結編。運動器について部位別にまとめた前著3巻の繰り返しとはほど遠く、生体力学とともに、独立した科学、その特異性を決定づけるための研究、固有の法則そしてその従姉妹でしかない工業機械に対する違いについての全体的思考。ほぼ半世紀にわたる整形外科の臨床経験ののち、運動器の機能への情熱によって駆り立てられた医師の生体力学の考えと概念を示している。
目次
もしもだれかによって私へ生体力学が語られるならば…!
序文:生体力学
運動器の有用性
生体力学と工業力学との根本的な相違
2つの力学間の構造的相違
時間のなかに組み込まれている
われわれは4次元の生物である
運動器の再生能力
脊椎の原型
生体力学に固有の法則〔ほか〕
著者等紹介
塩田悦仁[シオタエツジ]
1978年鹿児島大学医学部卒業、九州大学医学部整形外科学教室入局。1985年医学博士号取得(九州大学)。1985~1987年フランス政府給費留学生としてパリ大学レモン・ポワンカレ病院留学。1990年福岡県済生会八幡総合病院整形外科部長。1998年福岡大学筑紫病院整形外科助教授。2001年フランス整形災害外科学会(SOFCOT)正会員。2009年福岡大学医学部整形外科准教授。2010年福岡大学病院リハビリテーション部教授。2014年第16回日仏整形外科学会(SOFJO)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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