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出版社内容情報
《内容》 摂食・嚥下障害(脳血管障害などの中途障害)の評価法や訓練法を立案するためのすべてを簡潔にまとめて解説.医療面接(問診),スクリーニング,機器を用いた検査(嚥下造影検査・内視鏡検査)についての実施手順と評価法を,評価表およびその記載方法も含めて分かりやすくまとめている.
《目次》
第1章 医療面接と診療録の記載
I医療面接(問診)をはじめる前に
1. 医療記録の見直し
2. 気道の状態
3.肺機能の状態
4.栄養状態
II医療面接の方法
1.質問票と情報提供者(付添人)
2.医療面接の方法
3. 記録方法
4. 経過表の作成
第2章 スクリーニング検査
I評価表
1.意識状態
2.発話/構音
3.呼吸機能/呼気
4.発声/共鳴
5. 姿勢
6. 口唇の知覚/筋力/口唇閉鎖能力
7. 開口運動
8. 咀嚼筋
9. 歯列/歯周組織
10. 唾液の流出/口腔粘膜の状態
11. 口腔・咽頭の知覚/催吐反射
12. 舌運動と筋力
13. 軟口蓋の挙上運動
14. 喉頭挙上/随意的な嚥下
15. 飲食物の嚥下
II.病態に応じたスクリーニング検査法
1.意識状態(評価1)
2.発話/構音(評価2)
3.呼吸機能(評価3)
4.発声/共鳴/声質(評価4)
5.姿勢(評価5)
6.歯/歯周組織(評価9)
7.唾液の分泌と口腔粘膜の状態(評価10)
8.口腔,咽頭部の感覚/絞扼反射
9.舌の動き/筋力(評価12)
10.軟口蓋の挙上(評価13)
11.随意的な嚥下/喉頭挙上(評価14)
12.食物や液体の嚥下(評価15)
13.その他の補助診断法
第3章 X線ビデオ透視検査
1.検査法
2.VF画像の評価表
第4章 内視鏡による評価
1.軟性内視鏡
2.内視鏡検査法
3.評価
A.観察
B.飲食物を用いる検査
C.運動の評価
D.コメント欄
第5章 検査報告書,患者教育
患者概要
検査結果
総合評価
検査者の意見
相互理解と患者教育
第6章 おわりに
内容説明
本書は、評価や訓練計画の立案をするための手引書である。臨床経験の長さに関係なく嚥下障害に携わるすべての方々を対象とした。まず医療記録の見直し方と医療面接の方法を述べ、次いで臨床場面でのスクリーニング検査法、さらに機器を用いた検査(嚥下造影検査、内視鏡検査)について、実施手順や評価方法を中心に詳しく記述した。最後に評価内容の報告のしかたについて述べた。
目次
第1章 医療記録の見直しと医療面接
第2章 スクリーニング検査
第3章 嚥下造影検査
第4章 内視鏡による評価
第5章 検査報告書と患者教育
第6章 おわりに
著者等紹介
道健一[ミチケンイチ]
1936年東京都に生まれる。1961年東京医料歯科大学歯学部卒業。1965年東京医科歯科大学大学院研究科口腔外科学修了。1968年東京医料歯科大学歯学部第一口腔外科学教室講師、同付属病院顎口腔機能治療部副部長兼務。1977年昭和大学歯学部第一口腔外科学教室教授(現在に至る)。1991~1995年昭和大学歯科病院院長。1996年~国際医療福祉大学兼任講師。1997年~日本福祉教育専門学校兼任講師、等を兼ねる
道脇幸博[ミチワキユキヒロ]
1957年長崎県に生まれる。1981年東京医料歯科大学歯学部卒業。1988年昭和大学歯学部第一口腔外科学教室講師。1990年ドイツ・ハノバー医料大学顎顔面外科学教室留学(Alexander von Humboldt財団奨学金留学生)。1992年昭和大学歯学部第一口腔外科学教室講師。2001年昭和大学歯学部第一口腔外科学教室助教授
小沢素子[オザワモトコ]
昭和大学歯学部第一口腔外科学教室
衣松令恵[キヌマツヨシエ]
昭和大学歯学部第一口腔外科学教室大学院
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。