出版社内容情報
《内容》 卑近な例から複雑で判断に苦しむ例まで，具体的ケース（33例）をあげ，わかりやすく解説．各事例は死因別に代表的ケースを載せ，各事例は見聞き2頁，理解を助けるための注意点，問題点を奇数頁に記載． 《目次》 ◆死亡診断書・死体検案書の記入時の留意点 死亡診断書・死体検案書のもつ意義 死亡診断書の作成の義務 死亡診断書・死体検案書の違いと使い分け 死亡診断書・死体検案書の作成法 ◆死亡診断書・死体検案書の記入例とその解説 院内での病死および自然死 胃癌／不詳 院外での病死および自然死 HIV感染／乳幼児突然死症候群／自宅療養中の死／DOA 病死および自然死 すでに死亡している例／てんかん発作で入浴中に溺死／歯科領域の病死 交通事故 乗用車に衝突され死亡／他疾患加療中に自転車に接触され転倒，持病の悪化／駅ホームより誤って転落，電車に轢過-転倒・転落か？／航空機事故 転倒・転落 ビル新築現場から転落 溺水 プールでの溺水／乳児が浴槽内で溺水，収容先の病院で死亡確認（DOA）／脳内出血後遺症（半身麻痺）の男性，入浴中に溺没 煙・火災・火焔による傷害 煙にまかれCO中毒死 窒息 老人，餅の誤嚥による死亡 中毒 急性アルコール中毒／覚せい剤中毒 その他 熱射病／地震による死／蜂毒によるショック死／破傷風 自殺 縊死 他殺 絞頸／銃器／サリン・VXガス 踏切内，事故か自殺か 外人部隊・作戦中の死 刑の執行 高度腐乱死体
内容説明
本書は、一般的作成法については、フローチャート的に構成し、必要に応じて関連法規や注意点を付け加えた。また、各事例については、死因の種類別ごとに幾つかの代表的ケースを載せ、各例を見開きの状態に構成し、理解しやすいようにそれぞれの事例における注意点、問題点を見開きの右側に掲載することとした。
目次
死亡診断書・死体検案書の記入時の留意点（死亡診断書・死体検案書のもつ意義；死亡診断書の作成の義務；死亡診断書と死体検案書の違いと使い分け；死亡診断書・死体検案書の作成法）
死亡診断書・死体検案書の記入例とその解説（院内での病死および自然死；院外での病死および自然死；病死および自然死；交通事故 ほか）
