出版社内容情報
《内容》 不妊診療に欠かせない生殖補助技術(ART)，その担い手ともいえるエンブリオロジストの質の向上をめざし，生殖医学の基礎知識から最新技術までを盛り込んだスタンダードテキスト．実務経験豊富な執筆陣により手技のコツやプロトコールの実際が満載．さらに今後の展望などについても収載．
《目次》
【第I章 ラボワークの実際】 1．精子処理―良好ヒト精子の選別 2．精子処理―C－IVF，ICSIに用いる精子の回収法 3．精子処理―人工授精 4．射出精液の凍結保存―冷蔵凍結法 5．体外受精（C－IVF） 6．体外受精（C－IVF） 7．体外受精（C－IVF） 8．顕微授精（ICSI） 9．顕微授精（ICSI） 10．顕微授精（ICSI） 11．胚評価法の種類と方法 12．アシストハッチング―PZD法 13．アシストハッチング―Bio－Cut BLADEによる機械的AHA法 14．アシストハッチング―透明帯十字切開法 15．アシストハッチング―薬剤処理によるアシストハッチング法 16．精巣精子の回収と凍結 17．精巣精子の回収と凍結 18．卵子，胚凍結（緩慢凍結法） 19．卵子，胚凍結（急速凍結法）―Cryoloop 20．卵子，胚凍結（急速凍結法）―Cryotop 21．卵子，胚凍結（急速凍結法）―Straw(1) 22．卵子，胚凍結（急速凍結法）―Straw(2) 23．培養液の組成とミネラルオイルの組成 24．顕微鏡の種類と使用上の注意点 【第II章 ラボワークの管理】 1．ARTラボ管理―エンブリオロジストと医師の役割分担 2．私のラボ 3．私のラボ 4．私のラボ 5．ラボ設計―備品整備の要点，備品管理 6．ラボ設計―既成の施設を改良したラボづくり 7．器具の滅菌方法と使い分け 8．データ整理 9．事故を起こさないための対策―検査室から 10．事故を起こさないための対策―臨床面から 11．感染症検体の取り扱い 【第III章 基礎セミナー】 1．男性生殖器と精子発生―精子形成とその制御 2．男性生殖器と精子発生―射精メカニズム 3．女性生殖器と卵子発生―雌性生殖器と卵子発生 4．女性生殖器と卵子発生―月経周期と妊娠の成立 5．受精のメカニズム―精子細胞膜と卵子の細胞膜融合までの様子 6．受精のメカニズム―精子の卵細胞質進入後の状態 7．受精の生化学的現象 8．卵管の構造と機能 9．implantation windowとpinopodes 10．胚発生 11．染色体―染色体の基礎 12．染色体―不妊症と染色体異常 13．凍結の原理 【第IV章 臨床セミナー】 1．不妊原因と治療方針 2．卵巣刺激のプロトコールと薬剤の役割 3．採卵手技の工夫 4．胚移植の方法 5．人工授精（IUI） 6．TESE，MESA 7．GIFT，ZIFT 8．ルテアルサポート 【第V章 応用セミナー】 1．基礎のためのIVM 2．臨床のためのIVM 3．二段階胚移植 4．PGDのためのPCR，FISH法 5．フローサイトメーターによるX，Y精子の分離 6．卵の人為的活性化
目次
第１章 ラボワークの実際（精子処理―良好ヒト精子の選別；精子処理―Ｃ‐ＩＶＦ、ＩＣＳＩに用いる精子の回収法 ほか）
第２章 ラボワークの管理（ＡＲＴラボ管理―エンブリオロジストと医師の役割分担；私のラボ ほか）
第３章 基礎セミナー（男性生殖器と精子発生―精子形成とその制御；男性生殖器と精子発生―射精メカニズム ほか）
第４章 臨床セミナー（不妊原因と治療方針；卵巣刺激のプロトコールと薬剤の役割 ほか）
第５章 応用セミナー（基礎のためのＩＶＭ；臨床のためのＩＶＭ ほか）
著者等紹介
鈴木秋悦［スズキシュウエツ］
生殖バイオロジー東京シンポジウム代表
福田愛作［フクダアイサク］
ＩＶＦ大阪クリニック院長
荒木康久［アラキヤスヒサ］
高度生殖医療技術研究所所長
佐藤和文［サトウカズフミ］
聖隷浜松病院臨床検査センター
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