出版社内容情報
《内容》 薬理学は,近年の酵素学,生化学,分子化学,分子遺伝学などの進歩によって複雑になり,単純に暗記しても“薬を理解する”ことに結びつかなくなってきている.複雑化した薬理学を理解しやすく,かつ連想ゲームのように,新しいタイプの薬物が理解できるテキスト.
《目次》
I.はじめに II.薬物の作用の統一性:薬物のターゲット(作用点)は分子である III.たんぱく質に作用する薬物:ほとんどの薬物は,たんぱく質をターゲットとしている IV.薬物の作用点の多様性:薬物は種々の点に働きかけ同一作用を起こす△V.副作用:副作用は薬物につきものである VI.おわりに VII.参考書 コラム