出版社内容情報
〇意外と知らない「金利」をわかりやすく解説!
私たち日本人は、30年もの間、ほぼゼロ金利の時代を過ごしてきました。
しかし、いま大きな転換期を迎え、「金利のある」新しい時代が始まろうとしています。
金利は、預貯金や住宅ローンだけでなく、私たちの暮らしのあらゆる場面に影響を与えています。
為替レートや株価の変動、企業の経営判断、物価の動きなど、
経済の動きを理解する上で、金利の知識は必要不可欠です。
本書では、豊富なイラストと図解を用いて、金利について誰でも理解できるようにやさしく解説します。
〇中央銀行の金融政策を徹底解説
本書の特徴は、金利の知識の中でも特に重要な「金融政策」に焦点を当てていることです。
日本銀行の歴史的な政策判断や、世界の主要な中央銀行の動きを読み解くことで、
これからの金利環境の変化を理解するための確かな視点が得られます。
本書を読めば、日々の経済ニュースがグッと身近になり、
自身の資産運用や将来設計などにも活かせる知識が身につきます。
内容説明
最近のニュースでは金利上昇についての話題が増えてきましたが、金利とはそもそも何か、金利が変動する要因など、基本的なしくみを知らない人が多いのではないでしょうか。本書を読むことで、マイナス金利とは何だったのか、長期金利と短期金利の違い、今後金利はどうなるのかなど、「金利のしくみ」を知ることができます。経済の見方が変わることでしょう。
目次
第1章 金利とは何か
第2章 金利が生活に与える影響
第3章 短期金利と長期金利の違いと特徴
第4章 金利はどのように決まるのか
第5章 投資と金利の関係
第6章 日本銀行と政策金利
第7章 欧米の中央銀行
第8章 日本のゼロ金利政策とは何だったのか
第9章 金利の謎を解き明かす
著者等紹介
久保田博幸[クボタヒロユキ]
1958年神奈川県生まれ。慶應義塾大学の法学部政治学科を卒業後、証券会社の債券部で14年にわたり、主に国債の債券ディーリング業務に携わった。その間、1996年に債券市場のホームページの草分けとなる「債券ディーリングルーム」を立ち上げる。幸田真音のベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルとなっている。専門は日本の債券市場についての分析であり、特に日本の国債と日本銀行の金融政策に関する深い知識を持っている。現在は、ヤフーで金融アナリストとして記事を投稿しており「牛さん熊さんの本日の債券」というメールマガジンも定期的に発行している。日本アナリスト協会の認定会員である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。