出版社内容情報
「友だちに話を合わせるのがしんどくて、学校がイヤになってきた」、「年上だから、弟や妹よりもしっかりしなくちゃ」、「まわりの友達には好きな人がいるけれど、自分にはいなくて不安」……。そんな、思春期に感じる違和感や悩みは、誰にでも生まれうる感情です。そんな「生きづらさ」を感じてしまう10代へ、気持ちがラクになる方法、自分の心をケアする方法を紹介。人間関係でしんどいと感じた時や違和感を感じた時、どのように過ごせばいいのか、スクールカウンセラーであり臨床心理士、公認心理師である伊藤美奈子先生がアドバイスします。
内容説明
みんな違う世界があって正解は一つじゃない。大丈夫、解決策はある。「しんどい」がラクになる正しい知識とことば。
目次
1 わたしについて(自分のことを自分で決めるのが苦手。コンビニの買い物にも時間がかかります;友だちの意見に、つい反対してしまいます。わたしってイヤな子ですか? ほか)
2 友だちについて(「親友」って何ですか?友だちと親友はちがうものなんでしょうか?;特定の友だちとしかうまくつき合えません。もっと人間関係を広げたい! ほか)
3 家族について(父親がうざい!いっしょにいるのもイヤで困っています;周りの人たちにきょうだいとくらべられるのがつらいです ほか)
4 性と恋愛について(友だちと同じ人を好きになったら相手のためにあきらめるべきですか?;何人も好きな人がいます。そんな自分はおかしいですか?どうしたら本当に好きな人がわかりますか? ほか)
著者等紹介
伊藤美奈子[イトウミナコ]
大学で国文学を学んだ後、女子高校の教諭として6年間勤める。その後、大学院に戻り、青年心理学・臨床心理学の研究と実践の世界に入る。現在、奈良女子大学で臨床心理学を教えるかたわら、中学・高校でのスクールカウンセラーとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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