内容説明
最新の戦国史研究で見えた。真面目な常識人か、冷酷な反逆者か。本能寺の変と、謎の武将の真実。
目次
プロローグ 謎多き明智光秀の正体に迫る―!!
第1章 光秀、戦国デビュー
第2章 信長の重臣となる!
第3章 本能寺の変の真相
第4章 光秀の人間関係
エピローグ 光秀とは何者だったのか?
著者等紹介
柴裕之[シバヒロユキ]
1973年、東京都生まれ。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、東洋大学文学部非常勤講師、千葉県文書館県史・古文書課嘱託。戦国・織豊期の政治権力と社会についての研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゼロ投資大学
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織田信長への裏切り者として史実に名を残す明智光秀を、最新の歴史研究を基に明らかにする。1516年生とされる秀吉がなぜ信長に対して謀反を起こしたのかは未だに明確な答えは出ていない。本書では、四国統一での失敗を信長に咎められることを懸念して謀反を起こした説を唱えている。信長のもとで実直な仕事ぶりから重臣となった秀吉がどのような人生を送ったのか本書はその一端に触れることができる。2023/09/07
Mac
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麒麟を見ながら再読しよう。2020/05/14
かもしか
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大河ドラマのお供にでもと思い読んだ。 このシリーズはマンガをはさみつつも文章でしっかりと解説してくれているので、明智光秀の全体像が掴みやすかった。 現在の研究をもとに通説や俗説が正しいのかを検証する内容もあり、大河ドラマと比較してみるのも面白そうだ。 2020/02/10