内容説明
わたしたちの生活のまわりには、印刷されたものがいっぱい。紙に印刷されたものは、とくに身近にあるものです。そんな紙の印刷物を自分でつくれるのが木版画です。本書では、そんな木版画をかんたんに、そしてたのしく知ることができます。
目次
木版画へようこそ(木版画ってどんなもの?)
1 木版画のきほん(道具をそろえる;写す;彫る;摺る)
2 木版画の応用(空気をあらわそう;晴れのち雨のち雪;光を演出する;木目を活かす;文字あそび;彫り方いろいろ)
3 木版画の秘伝(包装紙;ぽち袋;お守りと薬包み;ぱたぱた豆本;うちわ;原稿用紙と便せん;ハッピーメール;メモ帖;立版古)
宇田川新聞木版画展示室
著者等紹介
宇田川新聞[ウダガワシンブン]
1971年東京生まれ。木版画イラストレーター。東京造形大学卒業、東京芸術大学大学院版画専攻修了。「新聞」というペンネームは、明治期の多色摺り木版の新聞「新聞浮世絵」から拝借したもの。雑誌、書籍の挿し絵、装丁画で活躍中。木版画で豆本や蔵書票の制作なども行う。金属八景在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
7
昭和レトロな絵に惹かれて借りてきました。小学校以来、木版画はやっことないけれど、消しゴムはんこと同じで無心に彫り彫り楽しそうです。デザインやアイデアは全てカラーで見やすく、眺めているだけでも楽しい一冊でした。2016/05/26
エムコ
4
ちょっとしたメッセージカードから豆本、オリジナルのミニノートや原稿用紙(!!)まで、実に魅力あふれる作品がたくさん掲載されており、彫る楽しさから活用する楽しみまで、この一冊で十分満喫できる良書。版画の技術もさることながら、ほのぼのした素朴なイラスト、版画を活かす見せ方の表現力、どれも素晴らしい。2009/10/11
こらげ衛生兵
3
なかなかに自分好みのデザイン。2013/03/29
ゆりこ
1
【図書館】年賀状の準備に。思いつきでもう9割彫って、刷り方の参考に図書館で数冊借りてみたところ、これを読んでから彫ればよかった!と。かわいいし、丁寧なので初心者向けだけども、応用もしっかりできるようになっていて、借りた中でピカイチ使えそうな本でした。買って手元に置いておこうかな。2016/12/17
ヨウ コ
1
やりたい2009/10/09
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