内容説明
7冠を制した最強馬、シンボリルドルフ。ビゼンニシキかルドルフかの選択。三冠馬ミスターシービーとの対決。カツラギエース、ギャロップダイナへの雪辱。アメリカ遠征。熾熱な戦いの中で岡部騎手とルドルフは何を伝えあい、どう走ったのか。背の感触。ムチへの反応。レースの内側の迫力をターフの中から描く。
目次
第1章 迷わざる選択
第2章 さえわたる一完歩
第3章 わが手綱
第4章 飛翔
第5章 2つの視線
第6章 再びの旅立ち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやぎ
3
七冠馬シンボリルドルフについて、騎手岡部さんが語る。こんな凄い馬に出会っちゃったら夢中になるのもわかるけど、ラブレターかな?ってくらいに思い入れたっぷりである。2024/03/17
なーり
1
史上最強と言われた7冠馬シンボリルドルフ。ルドルフがどんなに特別な馬だったのか、あらゆるシーンで事細かに説明がなされ、なるほど、これを超える名馬は今でも出ていないんではないか、という気分になります。騎手がレース中にどんなことを考え、何をするかや、馬とどんなふうにコンタクトを取っているのか、といったことが詳しく書かれていて、それだけでも面白い。2024/09/04