猫のことば―表情・行動からみつける共通言語

塩田 正幸【写真】

池田書店（2014/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 223p／高さ 17cm
• 商品コード 9784262131412
• NDC分類 645.6
• Cコード C0072

出版社内容情報

猫の表情・行動の面白さ・豊かさを写真で感じる、200点以上のモノクローム写真を掲載。

◆猫が見ている、感じている「彼らの世界」が見えてくる。
◆言語ではない、猫からの「ことば＝信号」を読み取って、猫の不思議を楽しもう！
身近な動物なのにいまだに謎めいている猫。私たちはマニュアルを作りたがり、それが正当だとする癖がありますが、猫にもそれぞれ性格の違いや能力の違いがあり、単純に教科書通りにはいかないということを知ることが本当のはじまりです。本書ではそんな不思議な猫たちを少しでも理解するために彼らが発する「ことば」（表情・行動）を200点以上の写真によって紹介しています。

『猫のことば』
・猫が見ている世界・
・猫は語る
・解説　ことばのノート

－猫と人、ことばのはなし－
・猫は何をみているか？
・猫はどうことばを獲得するか？
・猫の表情からみつけることば
・猫の行動からみつけることば
など

【著者紹介】
1973年生まれ。2002年のファースト写真集『NPEAKER』を発表。その後も05年『LIFE HUNTER』、09年『ANIMAL SPORTS PUZZLE』などを出版。CDや雑誌など多方面で活躍しながら自主制作の出版レーベル”FLASH BOOKS”より作品集の発表や展示など精力的に活動中。

目次

猫のことば、人との関係（「猫のことば」とは；ふれずにはいられない；ゆだねたり、突き放したり；ずっと子どもでいる；なぜか、感じている）
猫の習性、行動のふしぎ（すべては毛づくろいで；狩りの興奮を待っている；ときどき瞑想してみる；ちゃんと心を開くのか；ツメ跡をめぐる問題）
猫の世界の掟とやくそく（におい付けという挨拶；互いを尊重している；夜会でなごんでみる；高いところから失礼します；絆よりも、ひとりで自由に）

著者等紹介

塩田正幸［シオダマサユキ］
個展など作家活動やＣＤ、絵本、雑誌などコマーシャルな活動など多岐にわたり活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[p.ntsk]

実用書とか学術的な感じの堅苦しい本ではなくモノクロの写真集に猫の生態についてのエッセイ的な文章が添えられています。猫は身近でありながら不思議な生き物。興味は尽きないです。猫のことをよく知って猫が幸せに生きられる環境を作ってあげたいです。

2019/06/01

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

猫のいろんな写真とコラムが載ってます。全身を使って猫語として表現する。猫は気ままだけど、私にはそれがちょうどいい。猫あるあるが載っていて猫好きには納得の1冊。写真集としても楽しめます。

2019/05/20

[退院した雨巫女。]

《私ー図書館》猫のいろんな姿が見れた。

2015/09/30

[kujira]

この手の本はあんまり期待できない(写真がひどいかキャプションがダサいか、であることが多いように思う)というのが持論だったけれど、この本は写真もセンスいいし余計なキャプションはついてないし、間に挟まれたコラムもちょうどいい感じですばらしい。わかってるね！ とサムズアップしたい。

2017/05/15