内容説明
植物の香りには、人のこころとからだに作用する神秘的な力があります。この香りを楽しみ、力を利用することをアロマテラピーと呼びます。フランスが発祥の地とされるこの芳香療法は、ハーブを中心とした芳香植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使うことを定義としています。しかし、本書ではアロマテラピーを広い意味でとらえ、精油はもちろんのこと、ハーブを使った健康法まで紹介します。
目次
第1章 アロマテラピーの基礎知識(アロマテラピーについて;精油について;精油を使ったアロマテラピー ほか)
第2章 精油とハーブの種類と効果(精油の分類とブレンド法;精油の種類と効果一覧表;使いやすい精油50種;使いやすいハーブ16種)
第3章 悩み別アロマテラピー活用法(こころの悩み;からだの悩み;肌髪爪の悩み ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
175
植物にはこころとからだに作用して癒す力がある。ラベンダー畑の中を散歩するような、華やぐ香りに心やすらぐ。香木や草花から生まれたアロマテラピーの基礎知識。精油やハーブの特徴と作り方使い方。本来人間に備わっている自己治癒力を高め、ストレスの影響で疲れた記憶や感情、情動を和らげる効果がある。気分が落ち込んだり少しイライラしたり、冷えたり乾燥したり。緊張したり不安で落ち着かないときは多いけれど、入浴や眠りにつくときのゆったりした時間を大切に。深呼吸して気持ちはアロマとともに。自然が生み出す爽やかな香りに感謝して。2023/02/11
京和みかん
15
面白い。アロマテラピーの歴史や、アロマの原材料であるハーブの効用など、幅広くアロマの世界を教えてくれる本。また道具の使い方なども学べるので、ハウツーとしても活用できました。2017/03/22
しゅわ
5
初心者がまず知りたいこと…を過不足無く網羅していて、とっても参考になる入門書です。読書の時にアロマもやってみたくて、いろいろ検索してお勧めの本を探して…本当に最初に買った本でした。少し慣れてきた今でも、いつでも引っ張り出して参考にしています。2012/09/13
ネロリ
5
アレルギー体質で敏感肌なので、肌に付けるものには少し気を遣う。スキンケアは無香料。でも、スイートオレンジやネロリとか…香りは大好きなので、生活に取り入れたいなぁと思っていた。本書は、アロマテラピーとは?から始まって、精油やハーブの種類、利用法を挙げた上で、目的別のレシピも載っている。とても親切。個人的には、各精油の紹介ページで触れている、ヨーロッパやアジアでの使われ方や伝わり方から異国の歴史に思いを馳せたり、香りを表す文章のふくよかさに浸ったりして楽しんだ。まず、アロマバスから使ってみようかな。2011/10/24
たまきら
4
生活の木で立ち読み。奥が深いんですねえ!2015/05/28