出版社内容情報
数学の各分野だけではなく,計算機科学など最先端科学とも密接な関係をもつ整数論.素因数分解などの基礎から,アデールを使ったゼータ関数の理論までをていねいに解説する.演習問題も豊富に用意し,教科書としても最適.好評「基礎数学」シリーズの最新刊!
内容説明
本書は整数論への入門を目的としたものである。
目次
第1章 整数環
第2章 ゼータ関数(古典理論)
第3章 有限体
第4章 デデキンド環
第5章 付値論からの準備
第6章 局所体と大域体
第7章 アデールとイデール
第8章 代数体の整数論
第9章 1変数代数関数体
第10章 ゼータ関数(現代理論)
第11章 円分体の整数論と類体論