出版社内容情報
聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座では、神奈川県川崎市教育委員会との連携事業として、高齢者を対象に「マリアンナ筋力アップ教室」「マリアンナヨガ教室」を開催しています。
筋力アップ教室は、2週間に1回、3ヵ月にわたり計6回で、人が移動するときに必要な足(脚)をターゲットにした筋トレとストレッチを中心に行っています。
どれもイスを使った簡単な動きですが、1クール終わったあとには、脚の筋力、バランス能力、柔軟性の向上が認められ、成果をあげています。
本書では、いつまでも自分の足で元気よく歩くこと目的として、「マリアンナ筋力アップ教室」で行っている3種類のストレッチと4種類の筋トレに加え、下肢だけでなく上肢のトレーニング法も紹介。さらに、トレーニングの効果を高めるものとして、ヨガの呼吸法や食事についてのアドバイスも紹介しています。
歳をとるにつれて、段差のない所でつまずく、歩くのが遅くなる、階段などで手すりにつかまりたくなる、片足で靴下がはけない、といったことが起きてくる人が多いようです。
これらは筋力が低下しているサイン。転倒してしまったら、ケガや骨折にもつながります。
予防のために、本書で紹介する「筋活」「骨活」を取り入れて、一生歩けるカラダを目指しましょう!
内容説明
こんなことはありませんか?段差がない所でつまずく、歩くスピードが遅くなった、階段などで手すりにつかまりたくなる、片足立ちで靴下をはけない。これらは筋力低下のサインです。転倒やケガにつながります。予防のために筋活・骨活を始めましょう!3つのストレッチと4つの筋トレ+ヨガ・食事で足のチカラを強くする!
目次
第1章 筋肉・骨について知る(筋肉と骨の役割;加齢による筋肉の変化 ほか)
第2章 100歳まで歩ける必要最小限の筋トレ(脚を鍛えて転倒予防;ストレッチの効果 ほか)
第3章 ヨガで筋活・骨活の効果を高める(筋活・骨活+ヨガ;呼吸でお腹を強くして体の軸を安定させる=腹活 ほか)
第4章 筋活・骨活の効果を上げる食事学(筋肉の回復のために気をつけたいこと;筋肉とたんぱく質の関係 ほか)
著者等紹介
藤谷博人[フジヤヒロト]
聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座主任教授。整形外科医(日本専門医機構整形外科専門医、日本整形外科学会スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本パラスポーツ協会公認パラスポーツ医)。所属団体:日本臨床スポーツ医学会(理事)、神奈川県スポーツ協会(理事)、日本整形外科学会、日本膝関節学会、日本スポーツ整形外科学会、日本スポーツ協会
井上留美子[イノウエルミコ]
松浦整形外科内科院長(聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座非常勤講師)。整形外科医(日本専門医機構整形外科専門医、日本整形外科学会スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本医師会認定健康スポーツ医)。所属団体:日本整形外科学会、日本臨床スポーツ医学会、日本骨粗鬆症学会、日本転倒予防学会、整形外科ヨガ事務局(代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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