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内容説明
症状・治療・心のケア・リカバリー―正しく理解し、回復を目指す。
目次
序章 統合失調症とはどんな病気か
第1章 気づき 統合失調症を疑っていいとき
第2章 最初の対応 一刻も早く診断と治療の場へ
第3章 診察を受けたら 治療の開始と中断への対処
第4章 治療の日々 家族はどう接したらいいのか
第5章 自立に向けて それぞれのゴールを探す
著者等紹介
池淵恵美[イケブチエミ]
1953年生まれ。1978年、東京大学医学部卒業。東大病院精神神経科勤務、帝京大学医学部精神科勤務、同病棟医長を経て、2005年より帝京大学医学部精神科教授。医学博士。専門領域は統合失調症、精神障害リハビリテーション、認知行動療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toru Nagaoka
0
治療過程で重要な家族の心構えで学ばせてもらったのは、『焦らない』『期待しない』『出来たことを喜ぶ』ということ。家族の思った以上に統合失調症患者は疲労、認知機能の低下等問題を抱えており、そこを理解することが自立に向けて必要。 しかし、本人が『回復期』まで到達したのちに就労、独り暮らしという面から見れば、様々な状態に適した施設、サービスの利用方法がステップアップできるような紹介がなされているので、親切に感じた。 統合失調症と疑われる家族がいたら、手に取りたい一冊。2016/01/05
チョビ
0
この手の本で泣ける?っていうほうがおかしいのかもしれないけど、安心して泣いたんだと思います。しかし、罹患したらたいへんだなあ、という涙であるのも間違いありません。自分が患者になったら、この本に書いてあることも信じられなくなるかもしれないですから・・・。2011/07/28