内容説明
本書は、心の病気について、まず、その主な症状(サイン)を具体的に説明し、次に心の病気の種類を挙げて、ひとつひとつ分かりやすくまとめた一般向けの解説書。また、治療をうけたいと思う人のために、心の病気の治療法についても解説し、巻末には治療・相談機関などを一括して付記した。
目次
第1章 こんな症状ありませんか?(落ち込む;朝、落ち込む ほか)
第2章 心の病気の種類(うつ病;躁うつ病 ほか)
第3章 心の病気の治療(心の病気の治療場所;精神科を受診する前に知っておくこと ほか)
第4章 救急を要するケース(自殺;児童虐待 ほか)
著者等紹介
小俣和一郎[オマタワイチロウ]
臨床精神医学専攻、医学博士。1950年東京都生まれ。75年、岩手医科大学医学部卒業。80年、名古屋市立大学医学部大学院修了。81~83年、ミュンヘン大学精神科に留学。現在、上野メンタル・クリニック(東京都文京区)院長、ドイツ精神神経科学会正会員。カウンセリング・家族療法などの精神療法に積極的に取り組んでいる
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感想・レビュー
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武井 康則
7
精神科、神経科系の病気が疑われる症状一覧、代表的な病名一覧、治療方法、薬、施設、受診から診察までの流れ、予防などが記載されている。鬱や人格障害など、悩む人、悩まされている人、周りに疑わしい人がいる人、全てで今必要となっている精神科、心療内科系の知識が網羅されている。初心者向きの入門書なのでとっつきやすい。時代の限界で統合失調症を精神分裂病と書かれている。今ならその他の記述でも、もっと進んでいるのかもしれない。2019/09/02
かんな
0
「抑うつ尺度」やってみました。場外ホームランレベルの点数(_ _;)要受診?2013/11/10
香奈女
0
少し情報が古い2009/06/06