ルドルフの背

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784262103136
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C2076

出版社内容情報

奇跡の七冠馬 シンボリルドルフ
岡部幸雄は、その“背中”で何を感じたのか?

―― 1986年に刊行された「幻の名著」が今、蘇る!
岡部幸雄 著 『ルドルフの背』 装いも新たに復刊決定

本書は、シンボリルドルフの全レースに騎乗し、
史上初の「無敗の三冠」、そして「七冠」という偉業を達成した名騎手・岡部幸雄氏が綴った、
珠玉のノンフィクションです。最高のパートナーであるルドルフの背中で、
当時のトップジョッキーは何を考え、何を感じていたのか。競馬ファン必読の書です。

【驚きと興奮の舞台裏】
ルドルフの七冠制覇の軌跡、牧場で見せた素顔、そして最後のレースとなったアメリカ遠征まで、
二人の濃密な日々を勝利の瞬間だけでなく、迷い、判断し、託すまでの過程が、
岡部氏の静かな筆致で綴られています。
【40年の時を経て、いま語られる思い】

今回の復刊にあたり、岡部幸雄氏による
新たな「まえがき」「あとがき(記録だけでは語れない馬)」を収録しています。
当時を振り返りながら語られる言葉は、40年前の記憶とは思えないほど鮮明。
シンボリルドルフと、競馬という文化への思いが込められています。

巻末には競馬評論家・須田鷹雄氏による解説「史上最強馬が残したもの」を収録し、
歴史的背景とともに本書の意義を読み解いています。

【本書の主な内容】
・迷わざる選択:弥生賞でライバル・ビゼンニシキとルドルフのどちらを選ぶか。迷わずに決めた「ルドルフへの絶対的な信頼」とその理由。
・ダービーの真実:大観衆の熱狂の中で、ルドルフは自ら判断し、走り切った。「しっかり、つかまってろ」とルドルフが叫ぶのを聞いた感覚とは。
・最強の秘密:ルドルフが持つ「ウィークポイントが全くない」という最高の魅力と、苦しさに耐えぬく卓越した精神力。
・馬との対話:ルドルフの耳や皮膚を通して感じるコンディション。彼に教えられた「馬と対等」に接する騎乗の極意。


【目次】

シンボリルドルフ七冠制覇への歩み
まえがき(復刊によせて)

第一章 迷わざる選択
1.その背の感覚
2.レースの時には何を考えるのか?
3.競馬の恐ろしさと喜びを知る馬

第二章 さえわたる一完歩
1.昭和五十九年五月二十七日
2.しっかり、つかまっていろ
3.JCか、菊か
4.無敗の三冠

第三章 わが手綱
1.中央競馬の騎手になれ
2.騎手の適性とはなにか
3.ルドルフの脚さばき
第四章 飛翔
1.三冠馬対決
2.前門の虎(カツラギ)、後門の狼(シービー)
3.「何もするな」
4.美しいランニングフォーム
5.ムチはどうしても必要な時に
6.最後の直線は息を殺す

第五章 二つの視線
1.二人の夢
2.断念
3.ホースマン魂
4.静かなる情熱
5.皇帝
6.世界へ
シンボリルドルフ日本でのレース成績

第六章 再びの旅立ち

あとがき
記録だけでは語れない馬(復刊によせて)
解説 史上最強馬が残したもの 須田鷹雄

※本書は1986年(昭和60年)に刊行された『ルドルフの背』を復刊したものです。
執筆当時の時代背景を考え合わせて削除や書き換えを極力行わず、原文どおりとしました。
また、写真やイラストなど、内容は一部変更しています。

内容説明

40年の時を経てよみがえる―皇帝シンボリルドルフの栄光。無敗の三冠、七つの栄冠を支えた人馬の絆。

目次

第一章 迷わざる選択
第二章 さえわたる一完歩
第三章 わが手綱
第四章 飛翔
第五章 二つの視線
第六章 再びの旅立ち

著者等紹介

岡部幸雄[オカベユキオ]
1948年10月31日、群馬県太田市生まれ。日本中央競馬会(JRA)所属の元騎手。1967年にデビューし、2005年まで約40年にわたり第一線で活躍。シンボリルドルフとの名コンビで史上初の無敗の三冠、さらに七冠という偉業を成し遂げた。1983年の新馬戦から1986年のアメリカ、サン・ルイ・レイSまで、ルドルフの全レースに騎乗した。通算勝利数は2,981勝(地方、海外含む)。1995年から2007年まで、中央競馬における騎手最多勝記録を保持した。G1級競走38勝(うち海外1勝)。騎手大賞2回、最多勝利騎手2回、最高勝率騎手9回、最多賞金獲得騎手4回など、数々のタイトルを獲得。引退後はJRAアドバイザーを務め、2020年には旭日小綬章を受章。現在も、沖縄の在来馬の維持活動に携わるなど、馬とともにある人生を歩み続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキンドン

0
p.183 そこに一貫しているのは、(牧場内にあっては)何よりも馬を第一に扱うべしという総裁和田共弘氏の考えだ。2026/04/11

Mercy 260

0
さすが常勝の皇帝だけあって、『ザ・ロイヤルファミリー』で描かれたような苦労話がそれほどあるわけではない。ただ、それはルドルフの才能だけが成し遂げたわけではなくて、周囲で支える人たちがルドルフが一番輝ける状態を作り上げたのも要因だったんだなと思った。 全編通して、岡部騎手のルドルフへの深いリスペクトを感じ、爽やかな読後感。2026/03/28

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