超実戦 駒を取る詰将棋―敵の駒を取ってトドメに使う新しい型の詰将棋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784262101323
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

本書は実戦に役立つよう、「相手の駒を取りながら詰ます」という自然な手が織り込まれている詰将棋集です。これまでの詰将棋ではほとんど考えることの無かった「駒を取る」という着手が選択肢として入ってくることにより、読みの量が増幅しています。

目次

3手詰問題
5手詰問題
7手詰問題
9手詰問題
実戦問題

著者等紹介

飯野健二[イイノケンジ]
昭和29年7月7日、東京都葛飾区の生まれ。昭和50年四段に昇段しプロ棋士になる。平成10年七段に昇段。棋風は居飛車も振り飛車も指しこなす柔軟さと、定跡にとらわれない力強さを持ち合わせている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

17
「戦いは最後の3分で決まる」 ナポレオンの箴言だ。最後の最後でぼろ負けして大西洋の孤島に幽閉された男がいうと、並々ならぬ説得力がある(笑) さて本書は将棋における「最後の3分」に当たる「詰み」の問題集。いわゆる詰将棋ってやつさあね。いまでは「詰めが甘い」といった風に俗語化しているが、元々は将棋で詰むや詰まざるやの大詰めでポカをする人物への蔑称だった。本書の特徴は「いかにも実戦でありそう。1分あったら確実に詰ませられけど、30秒だったら微妙」といった風情の問題を集めていることだ。詰めの甘さへの処方箋である。2017/12/15

あなあき

3
タイトル通り「駒を取る」3・5・7・9手詰。「自然な手」が多く組み込まれている問題ばかりなので「妙手・奇手の連続で詰ませる作品」と比べると、難易度はかなり低め。また、桂香歩などの守り駒の配置も実戦に出てきそうな形が多い。手数の割りに、初心者や詰将棋が苦手な人でも気軽に取り組みやすい内容。ウンウン唸りながら難解なヤツをエンエンと考え続けるのもいいんだけど、もう少しライトに詰将棋を楽しみたい…という感じの人へ、特に推奨したい。とは言え、「詰将棋らしい詰将棋」に慣れた人でも新鮮な感覚で取り組めるんじゃないかな?2013/09/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/139477
  • ご注意事項

最近チェックした商品