看護教育講座 〈2〉 看護教育のカリキュラム 小山真理子

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看護教育講座 〈2〉 看護教育のカリキュラム 小山真理子

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260367226
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 看護教育の基本を踏まえた上で、さらに実践的な知識を得るための指針となるシリーズ。新米教師のみならず、ベテラン教師にも参考となる。本書では、カリキュラムとは何か、どのような歴史的変遷を辿ってきたか、カリキュラムを作成する上で留意すべき点は何か、などを簡潔に解説している。さらに、各教育課程の特徴まで述べている。    《目次》 目次 1: 看護教育のカリキュラム 小山眞理子 1  1 カリキュラムとは何か                1  2 看護基礎教育のカリキュラムは何を目指すのか     2  3 カリキュラムは誰が作るのか             4  4 カリキュラムを作成するにあたって考慮すること    4  5 カリキュラムを作成するにあたって注意すること    7  6 カリキュラムを成功させるには            8  7 カリキュラムの評価                 8  8 まとめ                       9   2: 看護教育カリキュラムの変遷 野崎真奈美 10  1 保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則と     看護教育カリキュラム  10  2 看護教育カリキュラムの変遷と改正の特徴   11      1)戦前のカリキュラム―看護教育の芽生え   11      2)昭和23(1948)年のカリキュラム―近代看護教育の黎明 16      3)昭和42(1967)年11月の改正   24      4)平成元(1989)年の改正   29      5)平成8(1996)年の改正   33  3 看護教育カリキュラムの変遷から学ぶこと   36 3: カリキュラムの作成過程 香春知永 39  1 カリキュラムの作成過程の概観    39  2 カリキュラム作成の具体的プロセス    40      1)教育理念の明確化   40      2)卒業時の学生の特性(教育目標)の明確化   42      3)学習内容と進行の順序の組み立て   43      4)学習内容の抽出と順序の構造化   45      5)科目(必修・選択)と単位数(時間数)の決定   47      6)レベル目標・教科目標の検討   47      7)教授方法と学習経験の選択   48      8)年間計画,教育機関全体の計画,時間割の作成   50  3 カリキュラムの実施における留意点       50  4 カリキュラム評価 51 4: 教育課程別看護教育カリキュラムの作成と運営 53   大学課程                    宮島朝子 53      1)教育理念(基本的考え方)   54      2)卒業時の学生の特性   56      3)学習内容の抽出と進行の順序性の検討   58      4)レベル目標,教科目標の検討   62      5)教授方法と学習経験の選択   63      6)年間計画,教育機関全体の計画,時間割の作成   65      7)学習フィールドの確保(調整)   67      8)科目間の連携   68      9)どんな点に力を入れて授業を運営しているか   70      10)評価   71   短期大学課程(3年課程)           山口瑞穂子 74      1)短期大学の特性   74      2)教育理念   75      3)卒業時の学生の特性   76      4)カリキュラムの構成と学習内容   79      5)カリキュラムの進度   83      6)学年目標,教科目標の検討   88      7)教授方法と学習経験の選択   88      8)年間計画,教育機関全体の計画,時間割の作成   92      9)カリキュラム実施と運営上の注意   93      10)カリキュラム評価の必要性   94   短期大学課程(2年課程)            宮岡久子 97      1)3年課程と2年課程の違い   97      2)科目と目標の設定   97   保健婦教育課程  守田孝恵 101      1)保健婦教育課程の特性   101      2)教育理念   102      3)卒業時の学生の特性   103      4)学習内容の抽出と進行の順序性の検討   104      5)カリキュラムの運営   109      6)カリキュラムの評価   115   助産婦教育課程  山崎トヨ 118      1)助産婦教育課程の特性   118      2)教育理念   118      3)卒業時の学生の特性   119      4)学習内容の抽出と進行の順序性の検討   121      5)カリキュラムの運営   125      6)カリキュラムの評価   130   看護婦教育課程(3年課程) 大島弓子 132      1)教育理念   132      2)卒業時の学生の特性(教育目的,教育目標)   133      3)法的な制約およびカリキュラムのデザイン   136      4)学習内容の抽出と進行の順序性の検討   137      5)レベル(学年)目標,教科目標   139      6)教授方法と学習経験の選択   140      7)年間計画,教育機関全体の計画,シラバスや時間割作成   141      8)カリキュラム実施と運営上の留意点   142      9)カリキュラムの評価   142   看護婦教育課程(2年課程) 佐々木栄子 144      1)2年課程の設立経緯と概況   144      2)教育理念   145      3)卒業時の学生の特性   147      4)学習内容の抽出と進行の順序性の検討   147      5)レベル目標(学年目標)   151      6)教育方法と学習経験の選択   152      7)年間計画,教育機関全体の計画,時間割の作成   153      8)カリキュラムの運営   154      9)どんな点に力を入れて授業を運営しているか   156   准看護婦教育課程(准看護婦学校) 清川美和 159      1)准看護婦課程の特徴   160      2)教育目標   160      3)今日の准看護婦課程の教育内容   161      4)カリキュラムの運営   166      5)准看護婦学校養成所カリキュラムの改正   172   准看護婦教育課程(高等学校衛生看護科) 森山芙佐子 175      1)高等学校衛生看護科の設立経緯   175      2)高等学校衛生看護科の特性   176      3)衛生看護科の教諭資格・指導体制   178      4)教育理念   179      5)学科目標・教科目標   179      6)各科目の目標・内容   180      7)教育課程・指導計画   185 5: カリキュラム評価 宮岡久子 190  1 カリキュラム評価の概念 190      1)カリキュラム評価とは   190      2)誰が評価するのか   190      3)何を評価するのか   190      4)どのように評価するのか   192  2 アメリカにおけるカリキュラム評価の理論 193      1)行動目標的アプローチ   193      2)スクリブンの「目標に基づかない評価」   195      3)アイスナーの芸術的評価モデル   196  3 わが国における評価の理論 198      1)梶田の評価論   198      2)安彦の評価論   199  4 カリキュラムの評価方法 200      1)カリキュラム実施前の評価   200      2)カリキュラム実施中の評価   201      3)カリキュラム実施後の評価   204      4)評価領域と評価用具   208 付録1 保健婦助産婦看護婦法  213 付録2 保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則 218 索引 223