出版社内容情報
《内容》 核家族化した高齢化社会の中で,患者の遺族の援助は,医療従事者にとって重要な役割になりつつある。本書は,死別によって家族や身近な人を失った遺族への援助をどのように行ったらよいか,おもな理論の解説とともに,各職種や診療科別にケアのガイドライン示すなど,ケアの実際を具体的に述べる。 《目次》 死別体験者のストレス/死別の定義と理論/死別の徴候と症状/病的悲嘆/亡くした人の違いと悲嘆/予期悲嘆と予期しない悲嘆/死別における保健医療専門家の役割/病院・クリニックにおける死別/ターミナルケア・死・死別に関する問題と注意/遺族援助についての提言 他