出版社内容情報
《内容》 「この患者さんにもっと何かできないかな」という素朴な「想い」をいつも持っていられるのは,患者やパートナーの看護婦さんに恵まれ,鍛えられたからと語る著者。この「想い」と「しなやかな心」を日常の医療で大切にして来た著者の,患者や看護婦との毎日の姿,また「医への想い」を詰め込んだエッセイ集。3年間にわたる「看護学雑誌」での連載や看護婦向けの講演会で著者と遇った方から「小笠原先生のような先生と一緒に働きたい」「早く単行本にして」というレターが届くほど,看護婦はもちろん患者からも熱い視線を浴びてきた。 《目次》 想いは津軽から 婦長さんの天眼鏡 医は想い だから医者はやめられない