出版社内容情報
《内容》 1999年3月発行『質的研究の基礎 グラウンデッド・セオリーの技法と手順』の原書第2版の翻訳。原著者の1人,ストラウス博士の逝去後,コービン博士がまとめた。わかりやすい実例と解説を豊富に提供した本書は,看護学や社会学,心理学などの多くの分野でのグラウンデッド・セオリー・アプローチに関する基本文献である。
《目次》
I. 基本的な考え方
1章 はじめに
2章 記述,概念上の整理,理論化
3章 質的理論化と量的理論化の相互作用
4章 研究を行っていくうえでの検討事項
II. コード化の手順
5章 データに関する詳細な分析
6章 基礎的な分析手順:問いを発することと比較を行うこと
7章 分析のための道具
8章 オープン・コード化
9章 軸足コード化
10章 選択コード化
11章 プロセスに必要なコード化
12章 条件/帰結マトリックス
13章 理論的サンプリング
14章 メモとダイアグラム
III. 終えるにあたって
15章 学位論文とモノグラフの執筆,研究発表
16章 評価の規準
17章 学生からの質問とその答え
〔解説〕グラウンデッド・セオリーがワクワクするのはなぜ?
訳者あとがき
文献
索引