出版社内容情報
《内容》 小児看護を行うなかで,子どもやその家族への対応に迷う場面は多い。本書では,長期入院の子ども,問題行動を起こす子ども,親子関係に問題がある子どもなど,さまざまな「困った」ケースを取り上げ,看護上の問題を解決するための具体的方策を解説。教科書には載っていない,ベテランナースの「臨床の知」を知ることのできる1冊。
《目次》
第1章 疾病により日常生活に支障をきたす子ども
A. 化学療法により口内炎をおこした子ども
B. 頭部外傷による遷延性意識障害をおこした子ども
C. 難治性のてんかん発作が治まらない子ども
D. 心不全により水分制限を必要とする子ども
第2章 発達に問題のある子ども
A. NICUで長期入院を余儀なくされる超低出生体重児
B. 慢性肺疾患で長期挿管の子ども
第3章 精神的な問題をもつ子ども
A. 筋緊張が強く対応の難しい子ども
B. 病識のない神経性食欲不振症の子ども
第4章 親子関係に問題のあるケース
A. 被虐待がもとで粗暴行為をとる
内容説明
長期入院の子どもへの対応、どうしたらいいの?子どもと家族との関係、どこまで踏みこむ?暴れる、泣く、食べない…、どんなケアが必要?困ったときに効く、看護ケアのコツ。
目次
第1章 疾病により日常生活に支障をきたす子ども(化学療法により口内炎をおこした子ども;頭部外傷による遷延性意識障害をおこした子ども ほか)
第2章 発達に問題のある子ども(NICUで長期入院を余儀なくされる超低出生体重児;慢性肺疾患で長期挿管の子ども)
第3章 精神的な問題をもつ子ども(筋緊張が強く対応の難しい子ども;病識のない神経性食欲不振症の子ども)
第4章 親子関係に問題のあるケース(被虐待がもとで粗暴行為をとる子ども;入院を機に問題行動をおこした子ども ほか)
第5章 危機的状況にある子ども(多発奇形児の治療を望まない家族;急性期からターミナルに移行する子どもと家族)
著者等紹介
本間照子[ホンマテルコ]
東邦大学医学部看護学科教授、小児看護学。1972年熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒業。北里大学病院小児病棟勤務(1972~1978年)。神奈川県立看護教育大学校専門看護科教員(1978~1984年)。神奈川県立足柄上病院小児病棟勤務(1984~1985年)。北里看護専門学校専任教員・北里大学看護学部講師(1985~1994年)。1996年聖路加看護大学大学院修士課程修了。北里大学看護学部講師(1996~2000年)。熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程助教授(2000~2001年)。2001年東邦大学医療短期大学教授。2002年東邦大学医学部看護学科教授(~現在)
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