困ったときの透析患者の看護

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260332835
  • NDC分類 492.949
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 透析患者の看護を行うなかで,「困った患者さん」への対応に迷う場面は多い。本書では,透析導入をためらう患者,自己管理が困難な患者,透析に伴う苦痛を訴える患者など,さまざまなケースをとりあげ,看護上の問題を解決するための具体的方策を解説。教科書には載っていない,ベテランナースの「臨床の知」を知るための1冊。    

《目次》
第1章 透析導入をためらう患者に対する援助
 A. 突然の告知により,治療選択に迷う患者
 B. 緊急透析導入の受け入れが困難な高齢患者
第2章 自己管理が困難な患者に対する援助
 A. 保存期の自己管理継続が困難な患者
 B. 生活管理が難しい腎移植前後の患者
 C. 血糖コントロールの難しい糖尿病透析患者
 D. 高カリウム血症になりやすい食習慣のある患者
 E. 精神疾患があり,通院・治療の継続が難しい患者
第3章 体重コントロールに難渋する患者への援助
 A. 飲水制限が守れず,体重増加が著しい患者
 B. 食事管理が困難で,合併症を悪化させる患者
 C. 体重管理不良で,透析を拒否する患者
第4章 透析に伴う苦痛,合併症に対する援助
 A. 掻痒感が強く,不眠を訴える患者
 B. 心血管系合併症を呈する患者
 C. 骨の変形が進み,疼痛を訴える患者
 D. 足壊疽,視力低下などのある糖尿病性腎症患者
 E. QOLが著しく低下した終末期の透析患者
第5章 透析の継続が困難な患者への援助
 A. 医療不信に陥り,攻撃的になる患者
 B. 「死にたい」と訴える抑うつの強い長期透析患者
 C. 経済的な問題を理由に依存的になる患者
 D. 不安感が強く,CAPD導入・継続が困難な患者
第6章 ケアの難しい高齢患者に対する援助
 A. 痴呆症状を呈する高齢透析患者
 B. ADLが低下した高齢透析患者
 C. 介護サービスと透析計画の調整が必要な高齢患者

内容説明

透析導入をためらう患者、体重増加が著しい患者、透析を拒否する患者、疼痛を訴える患者、痴呆症状のある患者、終末期の患者など、困ったときに効く、看護ケアのコツ。

目次

第1章 透析導入をためらう患者に対する援助
第2章 自己管理が困難な患者に対する援助
第3章 体重コントロールに難渋する患者への援助
第4章 透析に伴う苦痛、合併症に対する援助
第5章 透析の継続が困難な患者への援助
第6章 ケアの難しい高齢患者に対する援助

著者等紹介

宇田有希[ウダユキ]
医療法人真仁会顧問、日本腎不全看護学会理事長。1968年横須賀共済病院に臨床指導者として勤務していた際、透析医療と出合う。1969年~同病院の透析室専任看護師として腎不全患者の看護に従事。その後も東京共済病院で看護部長などを経験する中で、専門的な知識や技術を養うだけでなく、患者の主体性を尊重した透析看護の実施を目指す。1976年透析看護研究会の事務局長に就任。1998年日本腎不全看護学会の初代理事長に就任。さらなる透析看護の質向上に向け、活動を続けている
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