出版社内容情報
《内容》 1967年創刊の雑誌『看護研究』第1~25巻から,当代の看護実践・教育・研究の第一人者によって選ばれた論文集。今日では入手困難な貴重な文献が数多く掲載され,各機関や図書館,教育者・研究者だけでなく,学生・臨床看護師も必備の書。第1巻は,看護研究の進歩の歴史を知り,理論研究のあり方を学ぶ上で貴重な資料を収録している。
《目次》
A 看護研究に活用する理論
看護理論を活用するために
―システム理論に影響を受けた看護理論に焦点を当てて
[1]看護における理論の必要性
[2]看護理論の分析法
[3]一般システム理論と看護
[4]オレム理論の概観
[5]オレム理論と看護現象
[6]オレム理論の活用
[7]オレム理論と日本の看護
理論と研究の接点―サポートの概念に焦点を当てて
[1]看護におけるソーシャル・サポート―理論と研究の接点
[2]ソーシャル・サポートと演繹的研究法
[3]演繹法と帰納法の交差点―「ソーシャル・サポート」に焦点を当てて
[4]家族のケア提供―理論と研究の接点
[5]家族のケア提供と帰納的研究法
[6]帰納的研究と演繹的研究の交差点―「家族のケア提供」に焦点を当てて
[7]妊産婦をとりまくサポート・システムについて
Crisis Theory
[1]危機理論発展の背景と危機モデル
B 研究の構想の理解のために
[1]研究とその発展―言語心理学の課題から
[2]概念枠組の明確化について
[3]因果関係の考え方
[4]研究の妥当性に焦点を当てて
[5]変数の分類と統計的分析
[6]科学の中の一般性と個別性
[7]看護研究における概念枠組の重要性
[8]私の研究領域における概念枠組―話しことばの心理
[9]寝たきり老人の看護と看護研究の枠組み
[10]「寝たきり」とADL評価―「日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」をめぐって
C 他領域における調査研究
[1]文化人類学における調査研究
[2]疫学における調査研究
[3]社会心理学における調査研究
内容説明
1967年創刊の雑誌「看護研究」第1~25巻のなかから選ばれた、看護研究の進歩の歴史を知り、研究のあり方を学ぶ上で貴重な論文を収録した第1巻。
目次
A 看護研究に活用する理論(看護理論を活用するために―システム理論に影響を受けた看護理論に焦点を当てて;理論と研究の接点―サポートの概念に焦点を当てて;Crisis Theory)
B 研究の構想の理解のために(研究とその発展―言語心理学の課題から;概念枠組の明確化について;因果関係の考え方 ほか)
C 他領域における調査研究(文化人類学における調査研究;疫学における調査研究;社会心理学における調査研究)
著者等紹介
中島紀恵子[ナカジマキエコ]
新潟県立看護大学学長
中西睦子[ナカニシムツコ]
国際医療福祉大学教授
前原澄子[マエハラスミコ]
三重県立看護大学学長
南裕子[ミナミヒロコ]
兵庫県立看護大学学長
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