出版社内容情報
《内容》 家族看護の理論と実践を包括的にまとめたテキスト。第1部の理論編ではこれまでの家族看護の理論の流れと最新の考え方を解説し,主としてカルガリー家族看護モデルのアセスメントと介入の方法を示した。第2部の実践編では事例に沿って,患者・家族援助の具体的な場面を紹介しながら解説した。家族看護学テキストの決定版。 《目次》 第1部 家族看護モデルの理論と実際 1. 家族看護の実践 2. 家族看護学の歴史的発展とその理論的背景 3. 家族システム看護の概要 4. 家族システム看護の理論的背景 5. カルガリー家族アセスメントモデル 6. カルガリー家族介入モデル 7. 家族インタビューの展開方法 8. 家族インタビューに必要な技術と前提条件 9. 短時間で行う治療的インタビュー 第2部 家族看護モデルの実践事例 1. 慢性疾患患者を抱える家族への看護介入 2. 介護負担を抱える家族への看護介入 3. 終末期にある家族員を抱える家族への援助 4. 終末期における家族支援:回想の重要性 5. ストレス性疾患を抱える家族への援助 6. 障害児をもつ家族への援助 7. 小児とその家族への援助 8. 精神障害を抱える妊産婦への援助
内容説明
編者たちが、家族システム看護の実践を、山口県立中央病院の看護婦や山口県立衛生看護学院の教員たちと始めてから、約8年が経過した。西日本の一地方から実践を発信し続け、折からの家族看護学の発展と流れがうまく重なり、今では、青森、関東地方、中部、近畿、中四国、九州へと全国的な広がりを見るようになった。学術的にも、日本家族看護学会にとどまらず、あらゆる学会で家族看護の実践報告がなされている。本書は、その実践例をまとめたものである。
目次
第1部 家族看護モデルの理論と実践(実際.家族看護の実践;家族看護学の歴史的発展とその理論的背景;家族システム看護の概要;家族システム看護の理論的背景;カルガリー家族アセスメントモデル;カルガリー家族介入モデル;家族インタビューの展開方法;家族インタビューに必要な技術と前提条件;短時間で行う治療的インタビュー)
第2部 家族看護モデルの実践事例(慢性疾患患者を抱える家族への看護介入;介護負担を抱える家族への看護介入;終末期にある家族員を抱える家族への援助;終末期における家族支援:回想の重要性;ストレス性疾患を抱える家族への援助;障害児をもつ家族への援助;小児とその家族への援助;精神障害を抱える妊産婦への援助)
著者等紹介
鞠子英雄[マリコヒデオ]
青森県立保健大学講師
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