出版社内容情報
《内容》 日常の臨床場面におけるナースと患者とのふれあいを,交流分析の手法を使って分析し,まとめたもの。夜間救急外来に代表されるナースと患者の「瞬時のふれあい」が最良の看護となるためには,ナース自身の学びが大切である。本書の中で取り上げている豊富な事例とその場面の分析から,多くの示唆が与えられよう。
内容説明
本書は、この瞬時を看護にとって重要なふれあいのときと考え、実践での場面を想起し、分析・再考することにより、より高次な看護に近づくことをねらいとした。本書でのふれあい場面は、著者らが、1983年に発足した「看護におけるふれあい分析研究会」(顧問;植木)での資料から抽出したものである。
目次
第1章 瞬時のふれあい場面とこころの働き
第2章 臨地実習時のふれあいを通してこころの働きをみつめる
第3章 病棟での患者と看護婦のふれあい
第4章 夜間救急外来に訪れる人とのふれあい
第5章 突然の場面に居合わせた看護婦としての対応
第6章 看護、その全人的アプローチ