内容説明
ムツゴロウ動物王国歴35年の石川利昭が犬の常識を変える。
目次
第1章 犬への誤解に吠えろ!
第2章 エサに吠えろ!
第3章 育て方に吠えろ!
第4章 犬種ブームに吠えろ!
第5章 しつけ方に吠えろ!
第6章 ペットロスに吠えろ!
著者等紹介
石川利昭[イシカワトシアキ]
1950年、北海道名寄市生まれ。1972年、開国したムツゴロウ動物王国に参加。現在は東京の王国をベースに、犬などのペットの悩みをかかえている人へのアドバイザーとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶりん
24
なんかすっきりした。群れのリーダーにも厳しい飼い主にもなれない私は石川さんの飼い方に納得。焦らず教えたいけど、我が家の豚児(柴犬)はなかなか手強く覚えない。犬種ごとに性格や行動パターンが違う話に目から鱗でした。愛犬と一緒の暮らしをおおらかに楽しめそうです。2020/10/23
paluko
8
ムツゴロウ動物王国歴35年、2000匹の犬と共に暮らしてきたという著者が書いた、従来の飼育マニュアルの「定説のウソ」を暴いていくスタイルの本。自分は犬を飼っていないし、実家などで犬と一緒に暮らした経験もないので判断はできませんが「人間が犬のボスになどなれない」「室内で飼いやすいのは小型犬より中・大型犬」など、何となく頷ける気が。意外なところでは「サマーカットは犬には地獄」(長い被毛は寒さからも暑さからも犬を守る)。本当かなあ?2021/12/30
アンゴ
3
ムツゴロウ王国で2000匹からの飼育経験と独自研究から、日本に氾濫する「こむづかしいマニュアル本」に対する反説。著者が疑問視する「怪しいしつけ」の考え方に対して反証しているが、体系的ではなく問題に端的な回答を探し求める飼い主にはもどかしいのでは。同意出来る点は、犬選びは繁殖者の庭先で一生の健康と性格を考慮する。サマーカットの問題。昔飼ってた犬や近所の犬と比較しない。考えさせられる点は、それぞれに個性があり決してマニュアル通りに画一的にはいかないなど多数。結局は子育てと同じだってこと。2014/05/08
Akiki
2
枕元の本棚に置き、時々 思い出したように拾い読みをして自分を省みる材料にしています。
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
1
犬は褒めて育てるものなの?それとも規律を大切に育てるものなの?いつも揺れる問題です。でもやっぱり、従わせるばかりでは飼ってても味気ない、と思ってしまうので、この人の本は好きだな。2000匹に関わったと言われたら、やはり説得力を感じるし。でもやっぱり、塩分がしっかりついた、人間の食べ物を与える度胸はない。2016/02/14