出版社内容情報
《内容》 言語発達遅滞児の学習条件・方法を知るには,現有の臨床知識を活用した丁寧な働きかけ,訓練資料の分析・検討が基礎になる。本書はSTの「臨床の質の向上」-専門職集団として知識を共有して問題解決を図り,未解決問題は次世代へ引き継ぐ-を目指した。アプローチの選択に悩んだとき,予後の見当がつかないとき,必ず役に立つ1冊。
《目次》
序章 言語発達遅滞の見方・考え方
第1章 幼児期早期のことば/発語面の一時的な遅れの指導
第2章 ことばの理解ができないA群(音声受信未習得)児の訓練
第3章 単語レベルの受信(理解)が可能だが,発語のないT群
(音声発信未習得)児の訓練
第4章 受信(理解)面に比べ発信(表現)面が極端に遅れ
発語がないB群児の訓練
第5章 単語~語連鎖レベルへの訓練
-生活年齢に比し遅れのあるC群の子どもの訓練(1)
第6章 語連鎖~統語レベルの訓練
-生活年齢に比し遅れのあるC群の子どもの訓練(2)
第7章 難聴を伴う重複障害児の訓練
第8章 コミュニケーションの訓練
第9章 AAC(補助・代替コミュニケーション)によるアプローチ
第10章 長期的訓練経過
第11章 家族・地域への支援
おわりに
参考文献
症例リスト
索引
内容説明
本書は、知的障害、広汎性発達障害・自閉症、特異的言語障害などのさまざまな要因によって言語発達の遅れた症例に対する訓練経過をまとめたものである。
目次
言語発達遅滞の見方・考え方
幼児期早期のことば/発語面の一時的な遅れの指導
ことばの理解ができないA群(音声受信未習得)児の訓練
単語レベルの受信(理解)が可能だが、発語のないT群(音声発信未習得)児の訓練
受信(理解)面に比べ発信(表現)面が極端に遅れ発語がないB群児の訓練
単語~語連鎖レベルへの訓練 生活年齢に比し遅れのあるC群の子どもの訓練(1)
語連鎖~統語レベルの訓練 生活年齢に比し遅れのあるC群の子どもの訓練(2)
難聴を伴う重複障害児の訓練
コミュニケーションの訓練
AAC(補助・代替コミュニケーション)によるアプローチ
長期的訓練経過
家族・地域への支援
著者等紹介
佐竹恒夫[サタケツネオ]
横浜市総合リハビリテーションセンター通園療育課第3療育係長
小寺富子[コデラトミコ]
帝京平成大学教授・健康メディカル学部言語聴覚学科
倉井成子[クライシゲコ]
九州保健福祉大学教授・保健科学部言語聴覚療法学科
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。