出版社内容情報
《内容》 エビデンスとは何か? エビデンスを探し,そのレベルを評価するにはどうしたらよいか? またエビデンスを生み出すには何が必要か? 最良の医療を提供し,臨床上のさまざまな問題に科学的にアプローチするために不可欠な情報収集法,論文の批判的吟味,研究デザインまでを詳述。プロフェッショナルにこそ求められるEBM実践書。
《目次》
I 何のために学ぶのか
実世界とモデル
情報と知識
Three Loop Model(3つの輪のモデル)
医学の進歩は不可避である
Evidence-based Medicine(EBM)
よりよい医療を提供する義務
医学の進歩に貢献する義務
定型化されたプロトコールとテーラー・メイド医療
II 医学情報へのアクセス
図書館
インターネット
デジタル図書館
ガイドライン
学会・研究会
III 知識Knowledgeを得る
なぜ批判的吟味が必要か
論文の何を批判的吟味するか
妥当性の定量化
Systematic Review
メタアナリシス
レビューの妥当性のチェック
コンセンサスの形成
IV 研究する
新しいことを発見するとは
倫理規定と国際的な流れ
研究の進め方
知識を作り出すことについて
内容説明
急速に変貌する医学に対して効率よく質の高い情報・知識を得るには?未知なる問題に対して臨床研究をデザインするには?―臨床医がエビデンスを探し、評価し、新たに生み出すために真のエビデンスとはなにかを説く。
目次
1 何のために学ぶのか(実世界とモデル;情報と知識 ほか)
2 医学情報へのアクセス(図書館;インターネット ほか)
3 知識Knowledgeを得る(なぜ批判的吟味が必要か;論文の何を批判的吟味するか ほか)
4 研究する(新しいことを発見するとは;倫理規定と国際的流れ ほか)
著者等紹介
森実敏夫[モリザネトシオ]
愛媛県出身。昭和48年3月慶応義塾大学医学部卒業。昭和52年3月慶応義塾大学医学部大学院(内科学専攻)修了。昭和52年4月慶応義塾大学医学部内科特別研究員。昭和53年4月都立大久保病院内科医員。昭和55年4月慶応義塾大学医学部内科助手。昭和55年10月スウェーデン・ルンド大学留学。昭和58年11月慶応義塾大学医学部内科助手。昭和61年4月慶応義塾大学医学部内科専任講師。平成3年4月神奈川歯科大学内科教授。現在に至る。専門は、肝疾患、肝炎、肝細胞癌の免疫学的、分子生物学的研究
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