出版社内容情報
《内容》 「金の問題ではない」「謝罪してほしい」「真実が知りたい」―被害者のこの叫びの「意味」を,医療者は本当にわかっているのだろうか。リスクマネジメントという発想の限界,医療裁判の不毛を指摘し,患者・医療者双方が立ち直っていけるような「ケア型」の医療事故処理システムを提案する。
《目次》
序章 ある医療事故訴訟の現場から
第1章 コンフリクト・マネジメントの思想
第2章 変わる「信頼」の条件-疾病構造の変容と患者ニーズの変化
第3章 医療トラブルとは何か
第4章 医療事故における「救済」
第5章 医療事故訴訟とその限界
終章 新たな医療事故処理システムへむけて
内容説明
被害者のこの叫びの「意味」を、医療者は本当にわかっているのだろうか。リスクマネジメントの限界、医療裁判の不毛を指摘し、新たな医療事故処理システムを提案する。
目次
序章 ある医療事故訴訟の現場から
第1章 コンフリクト・マネジメントの思想
第2章 変わる「信頼」の条件―疾病構造の変容と患者ニーズの変化
第3章 医療トラブルとは何か
第4章 医療事故における「救済」
第5章 医療事故訴訟とその限界
終章 新たな医療事故処理システムへむけて
著者等紹介
和田仁孝[ワダヨシタカ]
1955年大阪府生まれ。1979年京都大学法学部卒業。京都大学大学院、ハーバード大学客員研究員を経て、1998年より九州大学法学部助教授、1996年より同学部教授(紛争処理論)。現在、九州大学大学院法学研究院教授
前田正一[マエダショウイチ]
1972年福岡県生まれ。神戸大学(法学)、九州大学大学院(法学および医学)卒業。医学博士。現在、九州大学大学院医療システム学講座・研究員。九州大学医学部附属病院アドバイザー(医療紛争担当)
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