出版社内容情報
《内容》 医療現場で実際に使えるパスを目指すのであれば、EBMとヴァリアンス分析は今や必須である。本書では、医療情報の手法なども交え、エビデンスに基づくパスを作成する具体的手法、ヴァリアンスデータの収集からパスへの導入方法までを詳述。さらにスタッフ教育、リスクマネジメント、薬効評価などをキーワードに、広くパスの可能性を探る。
内容説明
本書は、クリニカルパスの初心者向けというよりは、既にある程度の基礎知識のある中級者を対象としている。クリニカルパスを導入し、ヴァリアンス分析からどのようにパスを進化させ、さらにどのように有効活用していこうかというパスの可能性を模索する人のために実際に役立つ情報となっている。医療管理手法としてのクリニカルパスは、ヴァリアンス分析を行うことから、ミクロとマクロの導入効果があると期待される。そこで、クリニカルパスという方法論の医療管理手法としての意義、可能性、課題などをまとめようというのが、出版の第一の目的であった。
目次
医療の変換期におけるクリニカルパス―パス開発の具体的ステップと医師の役割
エビデンスに基づく医療ケアのためのクリニカルパス
クリニカルパスにいかす医療情報とその手法
ヴァリアンスの考え方・取り扱い方―一歩進んだクリニカルパスのために
クリニカルパスの新たな展開
著者等紹介
阿部俊子[アベトシコ]
東京医科歯科大学助教授・保健衛生学科
高瀬浩造[タカセコウゾウ]
東京医科歯科大学教授・医療情報部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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