がんの痛みを救おう!―「WHOがん疼痛救済プログラム」とともに

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260124645
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 著者は,日本で初めてがん患者の「痛み」を緩和させるために,モルヒネの大量投与の有効性を「WHOがん疼痛救済プログラム」から示した。それはまさに「がんの痛みからの解放」であった。20年にわたって,日本ばかりではなく,世界を駆け巡って来た著者の,医療用モルヒネ使用によるがんの痛みからの解放の軌跡をたどる本書は,がん医療に携わる医療職,教育者,学生,「がん」を考える市民にとっても「バイブル」となりうる書である。    

《目次》
1章 がん・痛み・モルヒネ
2章 WHOがん疼痛治療暫定指針の試行
3章 がん患者のQuality of Life
4章 日本のサイコオンコロジー事始め
5章 がん患者の神経症状からの解放
6章 患者とのコミュニケーション
7章 西太平洋地域でのプログラム展開
8章 カンボジアのがん疼痛治療・緩和ケア対策見聞記
9章 進展させよう,日本のがん疼痛救済運動
10章 WHO指定研究協力センター
エピローグ
付録:痛みのマネジメント
参考文献
索 引

目次

1章 がん・痛み・モルヒネ
2章 WHOがん疼痛治療暫定指針の試行
3章 がん患者のQuality of Life
4章 日本のサイコオンコロジー事始め
5章 がん患者の神経症状からの解放
6章 患者とのコミュニケーション
7章 西太平洋地域でのプログラム展開
8章 カンボジアのがん疼痛治療・緩和ケア対策見聞記
9章 進展させよう、日本のがん疼痛救済運動
10章 WHO指定研究協力センター
付録 痛みのマネジメント

著者等紹介

武田文和[タケダフミカズ]
1933年、埼玉県熊谷市にて歯科医師であった父巳熊、母美代子の長男として生まれる。埼玉県立熊谷高等学校卒。1957年群馬大学医学部卒業、1962年同大学大学院医学研究科修了。1963年文部教官群馬大学助手。同講師、助教授(脳神経外科)。1975年埼玉県立がんセンター手術部長。病院長などを経て、1993年同センター総長に就任。1998年定年退職。現在、埼玉医科大学客員教授、埼玉県健康づくり事業団総合健診監。他に、1982年から世界保健機関(WHO)がん疼痛救済プログラム主任協力員、1985年WHOがん専門家諮問部委員。1990年から九州大学非常勤講師、1996年から佐賀医科大学非常勤講師、1999年から国立がんセンター倫理審査委員会委員。主な所属学会は、日本脳神経外科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本疼痛学会、日本サイコオンコロジー学会、日本緩和医療学会、国際疼痛学会など。国内、国外の医学学術誌の編集委員なども務める。平成12年度日本麻酔学会社会賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品