出版社内容情報
《内容》 H. pylori感染は胃癌のプロモーターか、イニシエーターか。発癌のメカニズムはどこまで明らかにされたか。除菌療法は胃癌の予防に有効なのか。基礎と臨床の両面から現時点でのエビデンスを集め、日本における研究の到達点を示す。MALTリンパ腫、EBウイルスと胃癌、胆汁逆流と胃癌など、興味深いトピックスも収載。
《目次》
序説 H. pylori発癌のメカニズムと胃癌撲滅の道筋
I. 臨床的アプローチ
1. H. pylori感染性胃炎からみた胃癌のハイリスク像
2. 一般住民におけるH. pylori感染と胃発癌-久山町研究
3. ペプシノゲンとH. pylori感染胃癌
4. 胃癌の高危険粘膜である萎縮性胃炎とH. pylori
5. 胃癌リスクとしての鳥肌胃炎
6. 皺襞肥大とH. pylori感染胃癌
7. H. pylori発癌のinterventional study
-胃癌内視鏡的粘膜切除後の胃癌再発予防
8. H. pylori発癌のinterventional study
-5,000人のデータが示すもの
9. H. pylori除菌による胃癌の予防
10. H. pylori発癌のintervention study
II. 基礎的アプローチ
11.
内容説明
H.pyloriの除菌によって胃癌の予防は可能か。H.pylori発癌のメカニズムに迫る。
目次
H.pylori発癌のメカニズムと胃癌撲滅の道筋
1 臨床的アプローチ(H.pylori感染性胃炎からみた胃癌のハイリスク像;一般住民におけるH.pylori感染と胃発癌―久山町研究 ほか)
2 基礎的アプローチ(胃発癌の分子メカニズム―総説;胃発癌・進展の分子メカニズム―網羅的遺伝子発現解析による知見 ほか)
3 関連トピックス(H.pyloriとMALTリンパ腫―perspective;H.pyloriとMALTリンパ腫―基礎 ほか)
著者等紹介
菅野健太郎[スガノケンタロウ]
自治医科大学教授・消化器内科教授
榊信広[サカキノブヒロ]
東京都立広尾病院副院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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