内容説明
「真珠湾で逃した大魚」「『ブラックホーク・ダウン』の戦訓」「片手を縛られた北爆作戦」「二律背反戦闘機の飛行性能」「プライドが立てた無謀作戦」…日々進化する軍事技術と、それを行使するための作戦が陥った失敗を厳しく分析し、平時にも生かせる究極の「戦訓」を導き出した労作。
目次
“リヴァイアサン”の孤独な最期
真珠湾で逃した“大魚”
英国の“3Vボマー”の無駄遣い
巨艦の命運を決した“魚雷の一刺”
『ブラックホーク・ダウン』の戦訓
“優柔不断”がまねいた大損害
通用しなかった大敗北の戦訓
“片手を縛られた”北爆作戦
活かされなかった機甲調査報告書
日本海軍の“水平爆撃”考課表〔ほか〕
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
昭和17年、千葉県生まれ。昭和40年日本大学理工学部卒業。大手造船会社にて機関開発に従事。昭和42年、日本大学生産工学部勤務。現在、日本大学教養・基礎科学教室専任講師。物理教育および空気力学の研究の合間に、現代史の執筆に取り組んでいる。趣味は時代小説を読むことと、古い自動車のレストア作業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。