出版社内容情報
《内容》 全国の臨床医に重宝されている本格的診断マニュアルを5年ぶりに全面改訂。症候編と疾患編の2部構成により,約1万種類の疾患にアプローチ可能。研修医・臨床医が現場で直面する難しい事態,迷いに明確な指針を提示する。非専門領域の疾患でもおよそ80~90%の診断がつけられる。医学生にもBSTの学習で利用価値大。
《目次》
診断総論
遺伝子診断の現状と動向
I 症候編
1 全身的にみられる症候
2 脳神経・精神系の症候
3 頭部・顔面の症候
4 頸部・肩・胸部の症候
5 四肢・関節系の症候
6 胸部・心臓系の症候
7 胸部・呼吸器系の症候
8 腹部・消化器系の症候
9 腎・泌尿器系の症候
10 産科・婦人科系の症候
II 疾患編
1 救急疾患
2 神経・筋疾患
3 消化器疾患
4 循環器疾患
5 呼吸器疾患
6 腎疾患
7 血液・造血器疾患
8 内分泌疾患
9 代謝性疾患
10 アレルギー疾患
11 膠原病・免疫疾患
12 感染性疾患
13 寄生動物疾患
14 中毒性疾患
15 精神疾患
16 運動器疾患
17 皮膚疾患
18 眼疾患
19 耳鼻咽喉疾患
20 泌尿器・男性性器疾患
21 妊産婦・女性性器疾患
22 新生児疾患
23 小児疾患
24 外来の小外科的疾患
付 基準範囲一覧表
索引
和文索引
欧文索引
数字付用語索引
内容説明
われわれの周囲には、医療の技術面・倫理面を含めて、多くの問題が横たわっている。科学的な、正しい判断と、すぐれた技術が、現在ほど強く要求されている時代はない。それだけに、日常の臨床を正確につとめてゆく義務が一層強く課されているのである。本書では、これらの問題をふまえて、疾患の成り立ち、臨床の基本的な問題、教育の在り方、情報のまとめ方、予防・治療に対する考え方、その実施の方法などについて、現在わが国のトップレベルにある先生方が、丁寧に、且つ、わかりやすく記載している。ことに各章の冒頭に述べられているそれぞれの項目の総論では、歴史的な展望も含めて、今後の問題点が鋭く指摘されている。遺伝子診断についての総論も、この版で初めて取り上げられた。
目次
診断総論
遺伝子診断の現状と動向
1 症候編(全身的にみられる症候;脳神経・精神系の症候;頭部・顔面の症候 ほか)
2 疾患編(救急疾患;神経・筋疾患;消化器疾患 ほか)
付 基準範囲一覧表
著者等紹介
亀山正邦[カメヤママサクニ]
住友病院名誉院長・京都大学名誉教授
高久史麿[タカクフミマロ]
自治医科大学学長
相川直樹[アイカワナオキ]
慶応義塾大学教授・救急部
赤座英之[アカザヒデユキ]
筑波大学大学院教授・腎泌尿科学・男性機能科学
岡田芳明[オカダヨシアキ]
防衛医科大学校教授・救急部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。