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出版社内容情報
《内容》 九州大学心療内科のスタッフ,およびその出身者によって執筆された,心身医学のスタンダードテキスト。改訂にあたり,最新の知見と治療法を新項目として増補した。学生教育から日常診療,さらには今後の研究にまで役立つ,関係者必読の書。
《目次》
I章 心身医学総論
1 心身医学の歴史と現状
2 東西の心身医学の統合
3 九州大学心療内科における心身医学の教育と研修
4 産業心身医学
II章 心身医学の基礎
1 情動と生理
2 情動と内分泌
3 情動とアレルギー
4 情動と消化器
5 ストレスの概念と歴史
6 ストレスと脳
7 ストレスと免疫
8 学習理論-行動の原理
9 精神力動論
III章 心身医学的検査
1 インテーク面接
2 心理テスト
3 精神生理学的検査法
IV章 心身症各論
1 循環器系の心身症
2 消化器系の心身症
3 呼吸器・アレルギー系の心身症
4 神経・筋肉系の心身症
5 内分泌・代謝系の心身症
6 自律神経失調症
7 摂食障害
8 慢性疼痛
9 癌と心身医学(サイコオンコロジー)
10 小児期の心身症
11 思春期の心身症
12 中年期・更年期の心身症
13 老年期の心身症
14 心身症の看護
V章 心身医学的治療法
1 心身医学的治療の手順
2 薬物治療:向精神薬の使い方
3 チーム医療
4 自律訓練法
5 バイオフィードバック療法
6 カウンセリング
7 交流分析,ゲシュタルト療法
8 行動療法
9 認知行動療法
10 精神分析的療法
11 家族療法
12 ブリーフセラピー
13 箱庭療法,作業療法
14 絶食療法
15 森田療法
16 ヨガ,気功
内容説明
医学の進歩や変化は急速であり、それにあわせて改訂する必要に迫られ、6年ぶりに改訂することになった。本書は、心身医学総論、基礎、検査、心身症各論、心身医学的治療法について幅広く全体を網羅している。今回の改訂では近年の心身医学の進歩を取り入れ、大変充実した内容となっている。21世紀に増加する病気としては、生活習慣病、老年病、ストレス病である。これらの病気の診療には、生理・心理・社会的側面から総合的に診ていく心身医学が必要と思われる。本書はそのような日常診療に役立つ内容となっている。心身医学を専門とする人のみならず、プライマリケア、リハビリテーション、緩和医療、老年医学などの日常診療、および学生の教育、さらには今度の研究などに利用してもらいたい。
目次
1章 心身医学総論(心身医学の歴史と現状;東西の心身医学の総合 ほか)
2章 心身医学の基礎(情動と生理;情動と内分泌 ほか)
3章 心身医学的検査(インテーク面接;心理テスト ほか)
4章 心身症各論(循環器系の心身症;消化器系の心身症 ほか)
5章 心身医学的治療法(心身医学的治療の手順;薬物治療:向精神薬の使い方 ほか)
著者等紹介
久保千春[クボチハル]
九州大学大学院教授・医学研究院心身医学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。