出版社内容情報
《内容》 病院や診療所の外来担当医,研修医,高学年医学生に向けて,さまざまな訴えや問題を抱えて訪れる患者に対応する総合外来での初診の心得を21か条にまとめた。初診という時間軸を強調し,面接,診察から初期診療の進め方,さらにコンサルトのしかたまでの要点をプラクティカルに解説。
《目次》
ベストプラクティス
総合外来 初診のアプローチ10
総合外来 初診の心得
第1条 面接法
第2条 診察方法
第3条 問題解決法を極めよう
第4条 こころの問題
第5条 せき,のど,はな(上気道炎症状)
第6条 熱が出る
第7条 かゆい,発疹が出た
第8条 腰が痛い,肩がこる
第9条 おなかが痛い,おなかが重い
第10条 目が回る,ふらつく
第11条 胸が苦しい,痛い
第12条 手足がしびれる
第13条 眠れない
第14条 体がだるい
第15条 頭が痛い
第16条 動悸がする
第17条 便秘,下痢
第18条 吐き気,食欲がない,なぜかやせた
第19条 尿が近い,出にくい,もれる
第20条 手足がむくむ
第21条 リンパ節が触れる
Appendix 1
総合外来の場を把握するための10の質問
資料:1. 総合診療研究会の設立趣意書
2. 総合診療の理念
Appendix 2
総合外来での皮膚所見の診かた
内容説明
本書は、総合外来初診を担当する医師、特に外来を担当して間もない研修医やレジデントが、後で専門医や上級医に怒られないように診察ができるようガイドするための手引書である。本書がカバーしている症状をとりあえずマスターすれば、多くの外来患者さんの期待にある程度応えることができる、と割り切っていただきたい。そのために、既存の外来調査統計などで頻度の多い、総合外来でしばしば遭遇すると思われる症状を中心に項目を選んだ。
目次
ベストプラクティス(総合外来 初診のアプローチ10)
総合外来初診の心得(面接法;診察方法;問題解決法を極めよう;こころの問題;せき、のど、はな(上気道炎症状)
熱が出る
かゆい、発疹が出た
腰が痛い、肩がこる
おなかが痛い、おなかが重い
目が回る、ふらつく
胸が苦しい、痛い
手足がしびれる
眠れない
体がだるい
頭が痛い
動悸がする
便秘、下痢
吐き気、食欲がない、なぜかやせた
尿が近い
出にくい、もれる
手足がむくむ
リンパ節が触れる)
著者等紹介
福井次矢[フクイツグヤ]
京都大学大学院教授・臨床疫学
小泉俊三[コイズミシュンゾウ]
佐賀医科大学総合診療部教授
伴信太郎[バンノブタロウ]
名古屋大学医学部附属病院総合診療部教授
松村真司[マツムラシンジ]
松村医院院長
北西史直[キタニシフミナオ]
杉山病院内科
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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