感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
60
【壁体験とは、自身の価値観を見つめ直す機会をくれるもの】精神科訪問看護師が、新人時代の「忘れられないしくじり体験」を開示しながら、15の困難事例に対し「あんな手・こんな手」を提案する書。『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本』の続編。<自分が「あれっ?」と思った違和感に対して、何が起こっていたのかをきちんと言語化し、意味付けする必要がある。それにより、次に同じような利用者、家族、状況に出会った時に、この経験を活用できるからです。だから「壁」体験を振り返ることには意味があります>と。⇒2025/11/03
くさてる
13
精神科訪問看護の現場から、いわゆる困難例や失敗例を紐解き、新たな視点でなにが出来たかを提案する内容。医療や福祉の現場経験がある人間なら「あるある」「わかるわかる」「やったやった」「知ってる知ってる」の連続の、当事者の血と涙で出来た生きた教科書だと思いました。医療福祉の関係者でなくても、いつかどこかで人間を相手にしくじりそうになったとき、思い出すといいかもしれない一冊です。おすすめ。2025/11/09
しゅんぺい(笑)
5
めちゃくちゃ勉強になる、吸収しきれてはないけども。そのひとが病気のことをどう捉えているかとか、どうなっていきたいと思っているかを支持してあげるっていうことはほんま大切やんな。自傷行為も対処の一つであるっていう、そうやって自分を生存させようと必死に取り組んでるってことも、深い。なかなかうまくできへんから、活かしていきたい。2025/08/03
せい
5
常に対話することを恐れず、しなやかな強さを持って相手に向き合うこと。アイメッセージで話し、自分はこう解釈したけどあってますか?どう違いますか?と問いかけること。事前情報で怖い!と感じたり、強く言われたりすると身構えてしまうというのはとてもよくわかります…。自分もガチガチにならず、しなやかな強さを持って関われるように修行します😭2025/05/06
Chloe
2
すごい本!わたしは訪看ではないが、福祉に関わるものとして、勉強になることばかりというか、勉強にしかならなかった!! こんなに丁寧に関わることができていたら、過去に対応してきたケースも違うかたちになったかなと思う節があります。もっと小瀬古さんに学びたいという気持ちになりました。2025/07/05
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