感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
88
本書は2013年に初版が出て、2024年に第2版が出版された。その間にコロナ禍がありましたが、基本的な内容は全く変わっていません。なぜなら、看護倫理の中でも日常倫理は根本的なものであるから。医療者と患者・家族のすれ違いには、それぞれのストーリーがあります。同じ事象でも、新人看護師のストーリー、先輩看護師のストーリー、患者のストーリーはずれがあります。論点を整理し、対応を考えることが重要です。医療者と患者の関係は父権主義からシェアード・デイシジョン・メイキングへ変わりつつある。日常から意識すべき重要な視点。2025/01/26