系統看護学講座 別巻
家族看護学

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  • サイズ B5判/ページ数 287p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260031929
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3347

目次

第1章 家族看護とは(家族看護の特徴と理念;家族看護の実践の場面)
第2章 家族看護の対象理解(家族とは;家族構造;家族機能;現代の家族とその課題)
第3章 家族看護を支える理論と介入法(家族を理解するための理論;家族の変化を把握するための理論(家族ストレス対処理論)
家族に変化をもたらすための介入)
第4章 家族看護展開の方法(家族看護過程とは;家族看護の実践;さまざまな家族アセスメントモデル)
第5章 事例に基づく家族看護学の実践(急性期患者の家族看護;慢性期の小児患者の家族看護;終末期患者の家族看護;先天奇形をもつ児の家族看護;精神疾患患者の家族看護;高齢の患者の家族看護;周産期に関する家族看護)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

4
だいぶ予定とは異なる授業展開になっている現状、そろそろ実のあることをしゃべらないと来年クビになるなと思い、慌てて読み返したのだが、自分で調べていくうちにパーソンズからルーマンに至る社会システム論の経路で家族システム理論を語るのは難しく、その代わり等価機能主義で夫婦別姓や子ども家庭庁などの事例を議論していく方向性に舵を切った。この本ではABCXモデルが太平洋戦争時の出征兵の家族ケアの文脈で出てきたことは触れられていたが、二重ABCXモデルが長期化するベトナム戦争を背景にしていたことは書かれていなかった。2022/10/16

ぷほは

4
次学期の教科書という事で勤務先から渡され、ざっと目を通すのも二回目。専門用語やモデルを暗記的に詰め込む学習は実践的にも知識の面白さ的にも大して意味を感じないので、どうにかこの教科書を使いつつ、足りないと思える箇所は補足しつつ、現場で「使える」知識を今のうちからプレインストールしておく準備を整える作業をする時間にしたいと思う。5章の7つの事例が最も印象的であるので、ここをじっくり読みながら、国際結婚やLGBTなどの事例を補足しつつ学生たちに議論してもらう授業にしていくのが理想的。まだ私自身に勉強が足りない。2022/08/07

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