出版社内容情報
外科医にとって必修とされるヘルニア手術は,基本的手術だからこそ奥が深い。本書では,発生学に基づいた正しい膜構造の理解をベースに,術式の原典までさかのぼり,ヘルニア手術を深く精緻に考察していく。用語の定義・臨床解剖から各部位別の手術手技まで,美しく明快なイラストとともに懇切丁寧に解説した手術アトラスであり,読者の知的好奇心を刺激する。若手はもちろん,ベテラン外科医にも新たな気づきを与えてくれる1冊。
内容説明
発生学的にみた正しい筋膜構成の考え方に基づき、各術式の原著までさかのぼった深く精緻な考察と美しく明快なイラストで、ヘルニア手術の基本的治療法をきめ細やかに解説。若手からベテランまで、外科医の知的好奇心を刺激する1冊!
目次
基礎編(言葉の定義―ヘルニア;腸管回転と腹膜、癒合;腸閉塞症;ヘルニアをみずからが作らないために―腹壁瘢痕ヘルニアを通してなぜ腹壁縫合のevidenceを学ばないのか;メッシュに関する知識と考え方―利益相反;すべてのヘルニア術式は原論文・原著書に戻らなくてはならない)
応用編(鼠径ヘルニア;大腿ヘルニア;腹壁ヘルニア;傍ストーマヘルニア;骨盤壁ヘルニア;腹腔内内ヘルニア)
著者等紹介
三毛牧夫[ミケマキオ]
1952(昭和27)年愛知県に生まれる。1982(昭和57)年秋田大学医学部卒業。1985(昭和60)年秋田大学医学部第2外科に入局。公立角館総合病院外科(科長)、厚生連雄勝中央病院外科(科長)、千葉徳洲会病院外科(部長)、亀有病院外科(部長)などに勤務。2004(平成16)年亀田総合病院外科(医長)。2007(平成19)年同外科(部長)。日本外科学会指導医・外科専門医。日本消化器外科学会指導医・消化器外科専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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