出版社内容情報
家庭医(一般医)にとって、在宅でのリハは「関心はあるが手を出しにくい」領域である。本書は地域でのリハにどう取り組めばよいのか悩む医師に向けて書き下ろされた在宅リハ成功のための指南書であり、何かととっつきにくいリハ領域の事柄について、必要最低限の情報をコンパクトに、かつ平易にまとめた手引書である。「どうする? 気になる在宅リハ」。その疑問にリハ医であり、家庭医でもある著者がお答えいたします!
内容説明
“在宅リハ”に取り組もうと考えたときに頭に浮かぶさまざまな「どうする?」そんな疑問に家庭医の視点から答え、「在宅に向けてのリハ」と「在宅でのリハ」を伝授します。
目次
第1章 どうする?「在宅でのリハ、在宅に向けてのリハ」の考えかた(この先の最先端医療は「在宅」で提供される;そもそもリハってなんだろう? ほか)
第2章 どうする?「住宅改修」の進めかた(環境面への介入;いつもの診療のなかに「ホームズの視点」を取り入れる ほか)
第3章 どうする?「廃用症候群」の予防(身体機能面の評価;見逃せない!廃用症候群 ほか)
第4章 どうする?「認知症・うつ・高次脳機能障害」の評価(精神面の介入;認知症 ほか)
第5章 そうだ、こうしよう!「在宅リハ」を成功させるために(地域での主体は地域住民(≠患者さん)
病院と在宅では気持ちが大きく違う ほか)