生きることは尊いこと―いのちをみつめた闘病と介護の日々

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  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784260015974
  • NDC分類 916
  • Cコード C3047

出版社内容情報

16歳で膠原病(皮膚筋炎)と診断された著者が、地道なリハビリやさまざまな症状との折り合いをつけながら、パーキンソン病の父を介護して看取った闘病・介護記。著者や周囲で支えとなった人たちの前向きでひたむきな姿からは、患者・介護者の気持ちはもちろん、医療系学生や医療者が「気づき」を得ることのできる場面が豊富に、臨場感をもって展開される。今後求められる“助け合う”介護についても示唆深い。

目次

1 皮膚筋炎(発病;入院;皮膚筋炎 ほか)
2 力の限り(パーキンソン病;父のこと;春が来て ほか)
3 生きることは尊いこと(臥床の介護;浅野さん;リハビリテーション ほか)

著者等紹介

岡西雅子[オカニシマサコ]
1944年東京に生まれる。1956年日本キリスト教団和泉教会にて洗礼。1957年立教女学院に入学。1961年膠原病(皮膚筋炎)発病。以降、自宅療養生活を送る。1982年療養者文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ニコ

2
16歳で膠原病が発症した女性がパーキンソン病の父親を在宅介護で看取った介護の記録。今のように介護保険が整っていない時代。経管栄養、誤嚥性肺炎。父親に生きて欲しいの一心が伝わる。専門家でないのに、よくぞここまで。「起きて、歩けて、身の回りのことができて、ひとりで暮らせる。これで十分です。」身動きできない体験をしたから、とおっしゃる。父を介護できたのも病気があったからと。誰でもここまで強く粘り強く生きることはできるのだろうか?尊敬します。2012/09/16

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